転職しないメリットを考えてみよう

転職ブームですね

「仕事に不満があるなら転職しろ！」

と焚き付けられ

まるで転職しないと損してるみたいな言い方の人もたくさんいます

いや、ちょっと待てと

転職しないことで良いこともたくさんあるよと

そんなお話です

周りの転職に躍らされないで考えてみよう

同僚が転職していくと焦りますよね

働いていれば職場の悪いところはどんどん見えてきてしまうものです

でも、ちょっと立ち止まって考えてみるとそんな悪いことばかりではないはずです

有給使えないとか

給料払ってくれないとか

サビ残当たり前とか

そんなブラックは論外ですけどね

退職金リセット

まず転職しない方が良いのはこれです

当然辞めてしまえば退職金の積み上がりはなくなります

給与規定で満3年から退職金発生みたいなパターンの場合

2年でやめてしまったらその2年分は退職金なしの会社に勤めていたのと同じことになるのです

転職派の言い分としては

「そんな端金のために時間を犠牲にするな」でしょうが

もし仮に転職を繰り返してしまったら生涯賃金はガクンと差がつきます

退職金は勤続年数20年あたりからドカンと上がる仕組みになっているので実にもったいない

有給付与リセット

これ見落とす人多いんですよね

有給は入職して半年後に10日付与されます

そこから徐々に付与数は増え

勤続6年あたりで最大付与20日間になります

つまり転職しなければより早く毎年有給20日もらえたのに

転職したら半年間有給なしに加えてまた10日からやり直しです

最近の求人で見かける年間休日数の罠

年間休日数が書いてある求人は親切に見えますが

マイナビエージェントさんによると

「ほとんどの企業で法定有給取得5日を含めて書いてあります」

だそうです

さすがに企業も対応してきてますね…

これほんと落とし穴なので注意してください

まとめ：退職金と有給リセットも考えよう

転職は一概に良い事ばかりではありません

働いてみないとわからない

周りの意見に惑わされず、なんとなくで転職して積み上げたものを失わないよう

熟考して決断することをオススメします