駐日ブラジル大使館が弥助を英雄だとデマを流す【ただの召使いですけど】

弥助は1579年に日本に連れて来られ英雄となった物語とは?

当該のポストを見た時に「駐日大使館という立場のあるものが歴史に関するデマを流すとは何事か!?」と驚愕しましたね。
弥助って端的に説明すると織田信長が興味本位で南蛮(ヨーロッパ地方)の宣教師から譲って貰った奴隷で唯一の戦歴である本能寺の変で首謀者である明智光秀からは珍獣として扱われて放逐される程度に身分が低い召使いなのです。

寺で1回戦っただけの召使いが英雄とか全世界の英雄に対する侮辱でしょ

英雄の基準については物議を醸すでしょうけど戦国時代なら万単位の包囲網を数百程度の少数で突破する、多くの戦場に参加して生涯無傷、巨大な軍勢を策で散々苦しめた挙句に最後は特攻で総大将を討ち取る手前まで迫るなどすぐに思いつくレベルのインパクトがあって初めて英雄として認められるべきでしょう。

戦国時代じゃ名も無き農民ですら戦うからな

弥助デマに関しては最近、UBIというゲーム会社が新作のアサシンクリードシャドウズについて弥助を伝説の侍だと称した売り方をして炎上してwikiの編集合戦などの歴史改ざんの動きが急激に強まっているのですが今回の駐日ブラジル大使館の弥助デマもこの悪しき情勢の一端なのか?
それとも単に不勉強なだけか?
何れにせよ私はこのように願うばかりですね。


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