はじめて「自分」を理解できた
こんにちは。岡村茉弓(おかむらまゆみ)です。
企業に勤めながら、コーチングのコーチとしても活動しています。
今回のお話は、自分のことがよくわからなくて悩んでいる人に、ほんの少しお役に立てるかもしれません。
みなさんは自分がどんな人なのか、知っていますか?
私は昔から、自分で自分のことがよくわかりませんでした。
というのも、
あるときはとても親切で思いやりにあふれた接し方をする。
またあるときはとても厳しく突き放したような思考や態度になる。
ものすごく慎重な考え方をしていたかと思えば、大胆で怖いもの知らずになることもある。
どれもその時々の本心だし、嘘偽りはないのだけれど、あまりにも大きい(と自分で感じていた)思考の振れ幅に、ずっと戸惑っていました。
ときにはそれで誤解されることもあったりして。
大人になると、少しずつ感情の振れ幅を抑えることができるようになってきたけれど、それでも「八方美人」と捉えられることがあり、それが嫌でたまりませんでした。
チームリーダーになってすぐの頃に、メンバーから「岡村さんはわかりにくい」と言われたこともあります。
「全部そのときの本音・本心で嘘ではないのに、どうして理解してもらえないの?」
「私はみんなが理解しやすいように気をつけているのに」
そんなふうに思い、悩み、自分のことがあまり好きではありませんでした。
でもあることを知って、
「そういうことなのか!」とスッキリ。
それが、コーチングを学びはじめてすぐに学んだ
「コミュニケーションのタイプ分け」でした。
タイプ分け診断をすると、大抵の人は何かしら特定のタイプが際立ちます。
でも、ぜったいにひとつではないんです。
人はみんな複合的で、誰もがすべてのタイプを持っていて、でもその中でも強くでるタイプがある、というだけでした。
多くの人は、
・○○タイプだけが突出している
・○○タイプと○○タイプの2つが強く出ている
というふうになるらしいのですが、
私はなんと、
「4つのタイプがほぼ同じ強さで出る」という、あまりみかけないタイプでした(めずらしいね~と必ず言われます)。
でもそれを知って、めちゃくちゃスッキリしたんです。
だからわたしは「わかりにくいんだな」って。笑
もう、開き直りましたよ。
だって、それが自分だし!
この珍しい特徴は、
いろんなタイプを自分事のように理解できて、
対応できる幅も広いってこと!
と前向きに捉えることにしました。
そして自分がどんなときにどういうタイプの思考になるのかを考えたり振り返ったりするようにしたら自分のパターンが少しずつ整理できて、自分のことが嫌いじゃなくなってきたんです。
コーチングと出会って、
まさか自分を知ることになろうとは、思いもしませんでした。
そしてほかにも、自分と向き合うきっかけになることがたくさんあるのですが、それはまたいつかの機会に。^^
こうやって少しずつ自分をさらけ出すことも、苦手だったなぁ。
今日も長文におつきあいいただき、ありがとうございました。
「あなたの強みはなんですか?」
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