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晩秋の朝雲を眺めながら

アメリカはキリスト教が浸透しているから
多くの人は金持ちを見るとき
「その人の現在の地位や資産は神に祝福された結果だ。」
と思うらしい。

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大統領が就任の誓いをするとき、
あるいは裁判所で虚偽を述べない宣誓するときもそうだろう。
聖書に手を置いて、誓いを立てる。

大統領になるものが仏教徒とかイスラム教徒の場合は
どうなるのだろう。
などと、文章を書き始めると迷走するので、
本論に戻す。

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だから、トランプは金持ちであるから神に祝福された結果だ。
と思うらしい。

トランプが何を言おうが何をしようが、
そのことは見ずに、
神に祝福されたトランプが
に主語が置き換わる。
そんな人が人口の半分近くいるらしい。

日本で、統一教会の蛮行が明るみに出、
宗教二世の話が散見されるが、
アメリカの場合、2世どころではない。
平均でも10世代以上は続いている。

私は
宗教は国土を持たない国の一種で、
それぞれが支配する国民を
税金を納める国民
自国を守り他国を攻める国民
を抱えている。
と見ている。

民主主義にとっては宗教という国は手強い敵だ。
いつまでたっても完成形の見えない民主主義に
宗教の影は容赦なく襲い掛かり、
民主主義の主権者は理性的でなければならないが
その理性を打ち砕く。

そのわかりやすい例が
トランプ支持者だし、
自分が通った選挙は問題ないが
落選すると選挙自体が不正だと主張する
選挙否定論者だ。

アメリカのことを頭の片隅に
日本を振り向くと、
やはり似たような問題が形を変えて山積している。

なかなか、一世代で変える事は難しいほどに・・・・



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