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いつも夢に見る街で、今日は釣りに出掛けよう。

7月26日(水)雑記。

コルドバの午後【川上ミネ】

Spotifyを埋込できる機能を知りました。

これから記事を書く際には、その時その時に
似合うBGMなりオススメの1曲などを
随時ご紹介できたら、なんて思います。

1曲目は川上ミネさんの【コルドバの午後】。
朝によく聴かせていただいております。
ピアノの旋律が穏やかで美しくて。
ぜひ休日などにお楽しみ下さい。


いつも夢に見る街で、今日は釣りに出掛けよう。

よく夢を見る体質をしています。
皆様も経験があるかも知れませんが、
夢の中で度々訪れる街があります。
今日はそんなお話。

私が訪れるその街は、山間にある栄えた街で、
街の真ん中に大きな神社があります。
京都の伏見稲荷大社に続く千本鳥居のように
たくさんの朱色を讃えた荘厳な場所です。
夜には雪洞が下がり、蝋燭の灯りで
それはそれは神秘的な街の大黒柱、
のように感じます。
けれど神社の名前は分かりません。
何の神様を祀っているのかも不明です。
この神社の鳥居を潜ったのは覚えてる範囲で
一度だけ。参道には落ち葉のひとつとして無い、
完璧と言えるほど丹念に掃除がなされていて、
その潔癖とも思える美しさが故に、
立ち入るだけで自分が汚れているような
どこか居心地の悪さ、のようなものを覚えた
記憶があります。

その神社から東へ向かうと、坂道の多い歓楽街
のような空間に入ります。
坂道と長い階段、その両脇を埋めるような
飲食店や酒屋さんがひしめくそのエリアには、
けれど、あまり人通りが多くありません。

階段を登り切った先に拓けた公園のような
広場があるのですが、そこも子どもの一人も
見当たらない。周囲のお店もオープンは
しているようですが、客の姿がまばらな
印象があります。
これもまた一度だけ、広場に面した1画にある
古い中華料理屋さんに入ったことがあります。
店に入るなり世界がセピア色を帯び、
あたかも昭和レトロな空間へ迷い込んだような
不思議な記憶です。
店内は古いブラウン管のテレビが途切れながら
流されていて、けれど音は流れていません。
ラーメンセットを注文して、けれど
その時は結局、食べる前に
目が覚めてしまいました。

前置きが長くなってしまいましたが、
最近夢を見た際に訪れたのは、歓楽街の更に先。
溶岩が固まってできたような不思議な
流線型の岩が窪んでできた湖です。

湖の畔には、これも岩のくり抜きを利用して
作られた釣具屋さんのような店舗がいくつか並び
そこそこ釣り客で賑わっている場所でした。
湖を覗くと透明度が高く、泳ぐ魚の姿が
肉眼でたくさん確認できます。

その時の私は、釣りのやり方もわからないまま
竿をレンタルし、餌も付けずにただプカプカと
ウキを浮かべては立ち尽くすばかりでした。
けれども糸を垂らして湖に向かう時間は
これも変な話ですが、妙に静かで、
魚の群れも肉眼で見えつつも、
どうか針に掛からないで。
そのまま遠くへ行ってほしい

矛盾したような考えばかり感じていました。

釣りをしたことがない、という経験が
夢の中に反映されているのか。
釣ったとて、どう持ち帰って料理すれば
良いのか分からないからなのか。
魚が何か違う意味を暗示しているのか。

目が覚めて、そういえば釣りをしてみたいと
子どもの頃に感じていたことを思い出しました。
海辺で暮らして2年目。
そろそろ、竿の一本も買ってみても、良いのかも
そんな事を思った朝でした。

釣り、面白いかしら。


(キーワードになりそうな部分だけ太字にしてみましたが、夢の話をする時に太字が現れると少し緊張感が生まれますね…。決して怖い夢ではないのですが、リズム感のようなものを感じていただければ幸いです。)


おしまいに

もっと違う日常の話をする予定でしたが、
夢の話が存外に長くなってしまったので、
今日の日記はこの辺にしたいと思います。

今日も暑かったですね。
もう溶けちゃいそうな気候でした。
普段アパートの近くで見かける野良猫は
ちゃんと涼しい場所で過ごしているかしら。
そんな事を思いながら過ごす、
何事もない水曜日でした。


それではきっと、また明日。

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