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#28源氏ゆかりの地【川島町】

前回のブログで、遠山邸の屋敷の中をアップしましたが、こじんまりとまとまったお庭も落ち着きます。

庭園入り口の門も立派!!松の木も素晴らしい

遠山記念館、前回のまでのブログはこちら⬇️

今の時期はギリギリ大丈夫ですが、これからの季節は蚊が大量発生しそうで、
虫除けスプレーは必須ですね(手前の石の下には水が流れてます)
そして見上げると右手には屋敷の外観の全体像が!!
“おぉ〜!!”という感じで圧倒されました
2階の細かな装飾をよく見てください、すべてに工夫がこらされています
右側のガラス窓の上、欄間の装飾がまた素晴らしい!
前回添付したHPで、このお屋敷の3Dを見れば、2階のこの部屋が
応接間として使われていたことがわかります
庭の門のデザインも今回はぬかりなくチェックしました

さて、
今回、遠山記念館に来た目的は「源頼朝の時代~平治物語と源平合戦~」という企画展を見るためです。

美術館の入り口

鎌倉時代はあまり詳しくありませんが、現在放映中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週楽しく見ているので、少し関心がわきました。

館内の展示物は一部を除いてほとんどが撮影可能。
主な展示物はこんな感じ

「頼朝石橋山合戦蒔絵衝立」大正~昭和時代
山中に身を潜めた頼朝は、大庭軍の梶原景時に発見されるものの見逃され、
再起の機会を得た
「宇治川先陣争図」(江戸時代 狩野常信)
梶原景季(かげすえ)は佐々木高綱をライバル視し、どちらが対岸に
1番乗りできるかを競った
人物の部分をアップにした写真
景季の乗っている馬は、源頼朝から与えられた名馬
狩野派大家の描く平家物語の人気場面
「源頼朝 書状」(文治3年11月9日)重要文化財
覇者となった頼朝41歳の筆跡
文面と花押の筆跡や墨色から自筆と考えられている
土佐派「源平武者絵」(17世紀)
上段の絵は、名高い義経の坂落とし。
「平治物語絵巻」
平治物語絵巻(模本)
義朝を逃がそうとする源氏と追撃する平氏との乱戦
戦場から離脱する義朝、最後尾は義朝の侍童の金王丸。
源頼朝もこの場にいたはずだが、その名前を記す短冊形はない。

正直言って、美術品のことはさっぱりわかりませんので、蘊蓄やらコメントを知ったかぶって書けません(汗)
よくはわからないけど、それなりに、なんとなく雰囲気を楽しんできました(笑)
でも、江戸時代後期に描かれた「平治物語絵巻」(模本)は、割と最近の作品だけあって保存状態も良かったので、人間や馬の細かい描写まで見ることができ、なかなか興味深い絵巻でした。

鎌倉時代(13世紀)の原本の断簡も特別公開されていましたが、これは撮影不可なので直接見るしかありません。

遠山記念館の門の閂、久しぶりに城以外で見ました

遠山記念館を出て、次の目的地はここから徒歩20分ぐらいのところにある廣徳寺。
伝承ですが、頼朝と関連する史跡で、室町時代の重要文化財を見ることができます。

移動中の道の風景。航空写真で見るとよくわかりますが、ほんとにこの辺はのどかな田園地帯でコンビニも見つかりません。ほんとにこの道で合ってるの〜?
もう5月5日から10日も過ぎているんだから、そろそろ片そうよ(^^;;

廣徳寺到着!!

山門がまたなんとも美しいシルエットです!!そり屋根、最高〜
とりあえずアップで撮りたい!
表情がよくわかります
こちらが重要文化財
北条政子に由来しているようです
室町時代のものと思うと…、何百年前だ?

どなたか人がいれば、お話も多少聞けるのでしょうけれど、全く誰にも会いませんでした(汗)

この後は、地図アプリでちょっと気になったお寺に立ち寄って帰ろうと思いましたが、(トイレにも寄りたかったし)休憩がてら、近くのカフェに移動しました。
たまたまこれも地図アプリで発見したお店です。

中に入ると、女性たちがガヤガヤと何か作業をしていきます。
お店のオーナーの女性が、私にしきりにどうやってこの店を知ったのかと尋ねてきます。
どうやらお店は不定期で開店しているようで、たまたま今回ワークショップ(何かの物づくり)があったので営業しているとのことでした。

えーっと、この内容で800円でした
安いんだか高いんだかわからないけど、おやつですね
ちなみにお昼ご飯は自宅に戻って15時過ぎに王将の餃子(テイクアウト)

帰りのバスの時間もあったので、ランチは食べずにティーセットを注文(2種類しか提供していませんでしたが)。
休憩もできたし、トイレも借りられたしひと安心!
本当に私、今回に関しては運がよかったみたいです

最後の目的地、このお店の近くの養竹院に立ち寄ります。
お寺自体はあまり掃除が行き届いているとは言えない、こじんまりした寺院でしたが、門前近くにこんな立て札も発見!

太田道灌に由来しているお寺なのかもしれません
クモの巣がかかっていたりお掃除されてないのが気になりました

普通だとここで終わりですが、帰りがけに思いがけない出会いがありました。

バス停で桶川行きのバスを待っていると、外国人(あとでインド人だとわかりましたが)の青年も並びました。
バスがしばらく待っても来ないため、青年が私に時刻表の確認をしてきます。
その会話をきっかけとして、お互いにスマホの写真を見せあって、あそこに行っただのここが面白いだの、川越から桶川近辺の観光スポットを教えあって話が盛り上がりました(笑)

知らない人とこんなにしゃべったのはほんとに久しぶり!!
お互い1人だからこそ、話が続いたのかもしれません。
そして15分ぐらい遅れてやっとバスが到着。

バスに乗りこみ、その青年は先に降りましたが、お互い笑顔でバイバイ〜と手を振りました。

知らない人との距離が近づくと、(ソーシャルディスタンス!!)が頭をよぎって自然と距離をおくようになってしまいましたが、人を避けてばかりいるとメンタルがやられてしまいます。

人と触れ合うことができて、ほんの少し、ほっこりした気持ちになりました。(だって家に帰っても誰も喋る人いないんだも〜ん!)

【今回の総括】

この日はたまたま早くに目が覚めて、9時に家を出発することができ、現地の1330分の帰りのバスに乗ることができました。
(何しろこの次のバスは2時間後なんですから〜´д` ;

早起きは3文の得!
もし10時台に家を出ていたら、全部を見て回ることができなかったと思います。
雨が降りそうな微妙な天気でしたが、晴雨兼用折りたたみ傘を持っていって正解でした(日傘として役立った)。

ちなみに遠山記念館の右上にある円通寺は
関東八十八ヶ所霊場の札所になっているお寺のようです

歩行距離 7.2キロ 歩数10,760
(最後までご覧いただき、ありがとうございました‼️)

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