高速バス【怪談】140字
地元から福岡まで高速バスに揺られていた。
半分くらい進んだだろうか。
標識が見えるかと思ってふと窓に目をやると、反射した窓にこちらを見つめる子供の顔が映った。
目線だけを動かし実像の方を見るとそこには誰もいない。
もう一度窓を見ると、また子供が見つめていた。
座席を1つ、後ろに移していた。
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地元から福岡まで高速バスに揺られていた。
半分くらい進んだだろうか。
標識が見えるかと思ってふと窓に目をやると、反射した窓にこちらを見つめる子供の顔が映った。
目線だけを動かし実像の方を見るとそこには誰もいない。
もう一度窓を見ると、また子供が見つめていた。
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