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久賀池知明|創作大賞ホラー小説部門応募中
2022年5月30日 22:36
幼い頃から、夢の中でショーケースに入れられた人間が出てくる。すると翌日のテレビにその顔が映し出され、暗いトーンでアナウンサーが原稿を読んだ。今日の夢では、凡そ数えきれない程の顔がひしめいていた。この事を誰かに伝えたとしても信じて貰えそうにないので、黙っておくことにした。