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コロナ禍に関するただの感想と、自分の芸術活動のゆくえ

今回の記事はタイトルの通りです。このコロナ禍において激しく変化していく人々の気持ち、それに対する僕自身の感想とそれらを踏まえたうえで、今後どういう心境で芸術活動をしていったらいいのか。そういった心情っぽいことを発信していきます。

まずはコロナに関するおさらい。いつからだっけ?

そもそもコロナウイルスがニュースで報じられたのは2019年12月31日。2020年1月30日までは武漢での感染拡大が主として報じられていました。マスク不足は中国だけにとどまらず、日本では2月初旬からマスクの転売が目立つようになりました。

日本にとって印象的なニュースは2020年1月16日国内初の感染者に関するニュースと、2020年2月2日ダイヤモンドプリンセスによる、香港の感染者に関してですかね。

コロナが流行し始めることによって経済が大きく動き、オリンピック延期や2020年1月26日IT企業の在宅勤務報道をきっかけにリモートワークも流行りだしました。

ということで2020年の初めからコロナで世界中が騒いでます。


SNSを通して僕が感じた、日本人の考え方の動き方

そもそもダイヤモンドプリンセスの一件のあたりでは当然日本のコロナ感染者はほとんどいなかったので、マジョリティのコロナに対する認識や危機感は低かったように感じます。出勤が日常の日本人は生活が懸かっているので仕事を優先しなければならないのです。

「コロナなんかにおびえるな」という感想がSNSでも多く見受けられました。しかし都内感染者が増え緊急事態宣言が発令されてから、大衆心理は「コロナやばい」に変化していきます。自粛による経済的なダメージとコロナが深刻であるというニュースによって現実味を帯びていったわけです。

ウイルスのこれまでの歴史をみると必ずと言っていいほどウイルスが先制攻撃するので、人間側は奇襲されながら防衛対策を実施しなければなりません。「コロナってやばい」、そう思った頃には、コロナは間近にいるということですね。

緊急事態宣言によって自粛することで感染者は一時減少しましたが、宣言解除後、7月くらいからまた感染者が増加し始めました。コロナに関する脅威が慢性化してきた一方で、手指衛生の意識レベルが高くなって外出時のマスク着用が一般常識になります。

常識が変化することで大衆心理は次のように変化していきます。


「コロナ感染者=悪」という謎心理

著名人のコロナ感染者は悲劇的に報じられますが残念なことに著名人だからコロナにかかりにくいとかありませんのでその手のニュースは至極当たり前のニュースであることは間違いないと思います。

しかしながら一般人がコロナ感染すると、まるでその人が対策していないからコロナに感染してしまったとでもいうように報道されます。

例えば僕の住む群馬県では各市で〇〇人感染、というニュースが報じられるわけですが何故なのか「〇〇学校の学生」や「〇〇(業種)に勤務の会社員」とか余計な一言があるわけです。このステータスを報じてしまうと「うちの近くにコロナがいる!」と思ってしまう人が増えてしまいます。

自分はこんなにも手指衛生に努めているというのに...という謎の自信が無意識的に他者の人権を否定してしまいます。〇〇工場という工場名を出してしまえばその工場で元気に働く社員は全員コロナを疑われます。要するに今のニュースの報道の仕方だと「コロナ爆心地はここですよ。だから皆気を付けようね」と言われているようにひねくれ者の石井は思うんですね。

では正しい報道の仕方がどうなのかというとこれも賛否両論あるかもしれないのですが、「群馬県で〇〇人感染者を確認しました」これで情報としては十分ではないでしょうか。(もちろん具体的な情報を必要とする機関は共有すればいいと思うのですが)

群馬県の人口は2019年10月1日で193.8万人、県内コロナ感染者は2020年9月15日時点で567人。極力外出を控えて手指衛生をしているのに万が一感染してしまったらこれはもう運悪く交通事故にあってしまったのだと思うほうが精神衛生的にも安心ですよね。どうか感染者の方を不必要に責めない社会であってほしいと願うばかりです。


僕の芸術活動の方向性も変化しつつある。

そんな最中、僕の活動にも変化が訪れました。

地方の画家でベターな活動というと、画廊や展示場所を借りて個展やグループ展などの展示会を行い作品発表したり、イベントに参加したり、公募展や市展、県展に出すといったところでしょうか。

僕ももちろんそういった活動を主体としているのですが、このコロナ禍において原画を展示するということにリスクを感じるようになりました。とはいえ展示を全くしないとか展示自体を否定しているわけではないです。

これはもはや臆病で慎重な、性格上の問題なのでこの状況においても展示されている作家さんは本当にすごいですし社会に貢献していると思っています。

アルコール設置やフェイスシールド、マスク装着などのコロナ対策をして、ソーシャルディスタンスを保ったり入場制限を設けることで個展などの展示会は実際可能だと思います。

市展、県展は群馬県の場合今年は中止になり、イベントも正直難しい状況ですので、従来通りの活動で思いつくのは公募展くらい、というところです。

画家もどんどん活動内容を更新していかなければならないように感じます。ではこれからどう活動していくのか。


今後は動画配信、総集編の画集制作、原画の常設展示を実施

原画の通信販売はこっそりやっているので継続しつつ、そこに総集編の画集をラインナップに加えようと考えてます。

動画配信はYouTubeにて作品や画業に関するテーマで情報をお届けできたらと思います。現在準備中です。

原画の常設展示ですが、これは飲食店や町の施設に常設展示してもらい、その施設利用者の方々に作品を見ていただくという選択で、すでに2件ほど常設させていただいてます。(詳細は別のnoteに掲載します)

僕の作品を置いてくださるというお店や施設がありましたら、是非お声かけ頂けると嬉しいです。


まとめ

世間がリモートワークに移行しているので、僕自身もネット社会を通じて自分の画業を面白おかしく宣伝していけたら、きっと誰も傷つかないし楽しいかな、と思いました。

コロナに関する情報もメディアや大衆心理に惑わされず、しっかり信憑性を見極めていくという力が必要だと感じています。

一つ一つ自分にできることを見つけていくことで、新しい発見や出会いがあるかもしれません。これまでの自分は色々な場所に旅をして絵の資料を見つけたりヒントを得たりしていましたが、その旅先がインターネットの海に変わったというのは大きな変化です。

今後は自分自身もどんどん顔をだしていこうと思います。リモートでディスカッションする際はぜひ誘って頂けると嬉しいです。(普通におしゃべりするだけでもお誘いいただけたら嬉しいです)ただそういうことがしてみたいというだけです。


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