僕たちのくふうカンパニー新卒入社物語~後編~
みなさんこんにちは。
くふうカンパニー人事の池森です!
そしてあけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
2024年最初のnoteは、2023年4月入社の新卒メンバー3名のインタビュー後編です!
ぜひご覧ください。
入社前と入社後のギャップとは
-酒井
入社してから思ったことですが…思ったよりも「しっかりしているなぁ」という印象です!
具体的には業務の進め方などですね。
業務についてはくふう住まいでインサイドセールスをやっていた時代に感じた点です。
テレフォンアポイント業務においてはしっかりとやり方が決まっていて、まずはそのやり方を習得するところから始まりました。
私は就職活動でメガベンチャーやベンチャー企業を受けていたので、ベンチャー企業らしい空気感というものに慣れており、「きっとくふうカンパニーグループも同じような雰囲気なのだろう」と考えていました。
そして、制度などもしっかりしているので全体的に社内の雰囲気は固いのかと思いきや、役員や先輩など含めて距離感が非常に近いという点もあります!
こんなにも「ごはんに行きましょうよ」と気軽に役員や先輩に声をかけられるとは思っていませんでした。
入社してすぐに、相談できる人がいるというのは大きいです。
選考時からお世話になっている代表執行役の閑歳さんをはじめとして、役員の前田さん・石渡さんも機会があれば声をかけてくれました。
Slackではパブリックな会話はもちろんのこと、直接お声がけもしやすいですし、自分が何かを始めたい・聞きたいと思えばすぐに聞ける環境や雰囲気だと考えています。
-中野
入社後の印象はとても良かったです。
周りの友達の話と比べても、思ったよりも「挑戦機会の多い会社」だと感じています。
具体的には、1年目で「新規事業のアプリデザインをやってみよう」と言われることはまずないと聞いています。
「最初はバナー作成から入るのかな?」と考えていたので、1年目から大きな機会を得られたというのは良い経験になりましたし、入る前には自分にこんな大きな仕事を任せてもらえるなんて想像もしていなかったです(笑)
詳細は↓↓前編↓↓をご覧ください。
最初このお話をいただいた時に「正直重たいのでは…」と考えていました。
でもそこで断るのは違うなと。
もちろん先輩のデザイナーもOJTとして付いてくださるし、「経験を積まないと成長できない。そしてこんな機会はなかなかない!全くできないということではなく、頑張ればできるのではないか?」と考えたため、引き受けて自分なりにがんばろうと決意しました。
ただ一方で良くも悪くも自分の経験値を増やしていくという考え方なので、「研修で教えてもらう!」という形ではありません。
自分で試行錯誤して失敗や成功した経験を増やしていく、そしてわからない部分に直面したら先輩に聞く、経験して失敗して進んでいく、というスタイルなので、思ったよりも「自分から行動をして進むスタイルなんだな」と感じました。
新規事業のアプリデザインについても自分の考えをまとめ、先輩デザイナーに相談し、すり合わせやアドバイスをいただきながらやってみるというのを繰り返しており、このプロジェクトを経て「考えたものをベースに相談し、形にしていく」というスタイルが出来上がりました。
-遠藤
新卒入社でも「0→1を体験できる会社だ」という印象です。
具体的にはRails newを経験できるエンジニアは少ないと言われていますが、その経験を積むことができました。
Rails newを行う場面にインフラとして立ち会った、という表現が正しいかもしれません。くふうカンパニーグループの事業会社内プロジェクトでのことです。
インフラエンジニアからすると、開発フローも全く決まっていない中、0からCI/CDやインフラ環境を整えつつ、サーバーサイドと協調してサイジングを行えたのは、他の会社ではそう経験できることではないと考えています。
また、AWSアカウントを1から作るというのもなかなかない中で、私は入社してから2度もアカウントを1から作っています。
最初はレビューをもらいながら行うのですが、このレビューの方法も特徴的ですね。
前提として、インフラ基盤部ではレビューを優先する文化があります。
私に限らず、Slackでレビュー依頼を飛ばす必要なくレビューをもらえる環境というのはエンジニアにとって魅力的な環境だと考えています。
実際に1~2分で回答が返ってくるため、入ったばかりの私にとっては非常にありがたいと感じていました。
中野さんと同じで、まずはお手並み拝見という形なので、いきなり大きな仕事を渡してもらうという意味ではインフラ基盤部も同じです。
最初は「おぉ、マジか…!」と思ったのが正直な感想です(笑)
その代わりレビューでしっかり見ていただけるという文化なので、経験しながら学ぶスタイルなんだと私も感じました。
ちなみに私は最初から今のように色々とスキルがあったわけではありません。
入社当初は物理インフラを学生時代に触っていた程度で、Goは触ったことあるが、クラウドもRuby on Railsも触ったことがないという状態でした。
入ってから独学で身に付けているのですが、その背景には上司との勉強会の存在があります。
最初にコミュニケーション能力の部分で自信がなかったので、上司の山本さんに相談したのがきっかけでした。
「会議でもっと意味のある発言をできるようになるにはどうしたらいいでしょう?」と。
すると部長の山本さんが、「じゃあ一緒に本を読もうか」と提案してくれて、週に1度勉強会を始めることになりました。
勉強会では山本さんと一緒に本を読みながら、お互いに感想を伝え、どのような意識が必要なのかを学ばせてもらっています。
前編でもお話した飲み会の中での技術的な話もそうですが、上司の人柄や知見のおかげで独学もスムーズに進むと感じています。
就職活動を振り返ってみて
就職活動中に会社選びで気にしていたポイントは?
-遠藤
私は以下の3つの観点を重視して活動していました。
研究職
データセンターを持っている
トラフィック量を持っている
くふうカンパニーに決めた理由はあえてSREとしてのレールが引かれておらず、それでいてトラフィック量が多くておもしろそうなところ、更に自分がどれだけ成長できるかという点です。
何社か受けていましたが、その目線で考えるとくふうカンパニーだという結論になりました。
また、グループCTOの吉川さんとお話できたことも非常に大きいです。
当初、私はくふうカンパニーが何をしている会社なのかいまいちピンと来ていませんでした。
しかし吉川さんとお話をして印象はガラっと変わりました。
吉川さんは技術力だけでなくドメイン知識も非常に豊富な方です。
例えば吉川さんが初見のワードだったとしても、話の最中に2つか3つ私の方から関連した単語を出すと、私よりも詳しいお話が返ってきます。
そんなすごいエンジニアがいて、更に吉川さん自身が今後のくふうカンパニーについてワクワクしながら話している姿を見ると、将来性のある会社なのだと感じたのを覚えています。
-酒井
私は以下の2つの観点です。
プロダクトを作ることができる
事業会社である
就職活動中は事業会社だけ受けていました。
特に「本当にいいものを作ろう」という気概のある企業がいいなと考えていました。
例えば、「進めていたプロダクトがユーザーにとって良くない方向に進んでいると分かったときに、それが途中だったとしてもひっくり返せるような風潮をもった企業」です。
BtoBなのかBtoCなのかはあまり関係ありませんでした。
くふうカンパニーに決めた理由は「プロダクトへの思い入れの強さ」です。
面接中から内定をいただいた後、そして入社に至るまで多くの役員とお話させていただきましたが、みなさんユーザー視点が強い!と感じます。
穐田さんもよく仰られている「ユーザーにいいものを届けたい」という姿勢が自分の思想に近い、と考えたので入社を決意しました。
-中野
私は以下の3つの観点です。
挑戦機会がある
BtoCで使われるゲーム業界以外のアプリを作っている
他の職種とも交流があり、デザイナーがPdMやエンジニアをやってもいいというようなキャリアに幅を持てる
多くの企業を受けていましたが、最終的にはヒトで決めました。
選考途中に役員の池田さんとくふうAIスタジオのCDOである上之郷谷さんにポートフォリオを見ていただいた際に、自分がおもしろいと思っているポイントをお二人も「おもしろい」と言ってくれて、感性が通じた!と感じて非常に嬉しかったのを覚えています。
内定をいただいた時点で、くふうカンパニーに入る!と決めました。
その後入社までにも色々な機会があり「デザイン筋トレ」、「デザインLT会」といった勉強会に参加しました。
「デザイン筋トレ」と「デザインLT会」は1週ずつ交互に行われていて自主性の高い内容となっています。
「デザイン筋トレ」はグループ内のデザイナーが任意で参加する勉強会で、
身の回りのデザインを観察し、なぜこのデザインなのか、このデザインにすることでどのような影響が出るのかを考察して、デザイナー間で議論して、学びを増やす場です。
日々使っているアプリやWebサービス、バナーのデザイン、リモコンのデザインなど、対象は様々です。
「デザインLT会」はグループ内のデザイナーが隔週に一人ずつ発表を行う会です。業務で得た学び・読書で得た学び・趣味から得た学び…などを発表するのですが、こちらも発表内容やテーマは自由、その人ならではの学びを得られます。
入社前に勉強会に参加することで、グループ内のデザイナーが「どのようなことが得意な人なのか」、「どのようなことに興味がある人なのか」など、みなさんの特徴を知ることができたので入社時にスムーズにコミュニケーションを取ることができました。
どのような人がくふうカンパニーに向いている?
-酒井
何かしらの強い意志がある人(例えば、・大きなことを成し遂げたい・良いサービスが作りたい・今より良い世界を作りたい・お金持ちになりたい…など)
自分がどうやって事業に貢献できるか(バリューの出し方)を考えられる人
くふうカンパニーに所属する方と話して「面白そう!」と感じる人
このうちのどれか一つでも当てはまる方はくふうカンパニーにご興味お持ちいただけるのではと考えます。
くふうカンパニーグループには多くの事業会社があり、キャリアとして色々な選択肢が用意されています。
そのため、色々な経験を積むことができるだけでなく、その環境も整っています。
しかし一方で、自分自身に行動の軸がないとせっかくの経験が活かせないのではとも感じており、より良いキャリアを積むためには軸となりうる強い意志が必要ではないかなと考えています。
-中野
やったことがなかったり難しいと感じることでも、目の前のプロジェクトや課題に挑戦してみようと思える人
自分で考えてわからなかったときには周囲に助言を求められる人
経験したことを振り返って、そこでの学びを次の仕事に活かすことができる人
だと考えます。
自分の経験から学ぶことが多いので、わからないことを放置したり、助言を求めることが恥ずかしいという方だと楽しめないかもしれません。逆に声を出して皆に意見を求められる方は成長できる環境ですし、みなさん優しいので一生懸命教えてくれます。
-遠藤
自分の抱えている課題や問題を声に出して相談できる人
技術とサービスに対して熱意を持って接することができる人
リモートワークが多いので、自分から相談しに行く力がないと、できることが限られてしまうかもしれません。
場合によっては「相談しやすい環境を作りたい」と相談できるかどうかで、スタートダッシュが大きく変わるのではと考えています。
また、エンジニア視点だと、どうしても技術(手段)に寄りがちになってしまいます。
技術を使った結果、サービスが抱えているどの問題を解決したいのか?までを考えられる方であれば楽しく開発できるのではないでしょうか。
就職活動中の学生さんに向けて一言!
-酒井
社会に出てからも気合いと根性で解決できることは意外と多いのだと気付きました。
学生の間にそのような場面に出くわしたら進んで経験を積んでおくと良いかもしれません。
また、AIの台頭で「AIを使いこなすチカラ」を求められることが増えると思うので、ビジネスに関係のない色々なものに触れてみるのもおすすめです。
将来的に、理論的に裏付けられ体系的にまとめることのできるものはAIが学習できるため、人間が考えなくてもAIが考えてくれることになるのではないでしょうか。
そのため体系付けられていない事に対する興味や感度を磨くことが大事かなと考えています。
-中野
入社してからは挑戦の連続のため、学生の期間中でも様々なことに挑戦する機会を増やしてみるのがおすすめです
-遠藤
就活に集中して取り組める数少ない期間なので、縁を作っておく目的でくふうカンパニーも含め多くの企業を受けておくと良いと思います。
Web業界界隈は狭いので、例え今は興味を持てなくても数年後ご縁があるかも...!!
その時はぜひ声をかけてくださいね!
くふうカンパニーでは一緒に働いてくださる仲間を募集しています。
一度お話を聞いてみたいという方はぜひご連絡ください!