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生まれてきた意味は、胸が熱くなることの中に。

皆さんは
どんな時に
胸が熱くなりますか。

かの有名な
アインシュタインが
こんな言葉を遺しています。

感動するのをやめた人は
生きていないのと同じことである

もしかしたら
感動することは
人間にとって
生きることそのもの
なのかもしれませんね。

私が胸が熱くなる時
それは…

人と人との
温かなつながりを感じた時
誰かの優しさ、愛に触れた時

例えばそれは…

我が子に微笑む母親の姿に

愛を込めて介護する
介護士さんの姿に

泣いている友達の隣に
優しく寄り添う女の子の姿に

子どもたちの力になれることが
嬉しいんです
そう笑顔で語る
ボランティアさんの姿に…

日常の中で
そんな優しさや愛に触れた時
あるいは
それらが自分に向けられた時
胸が奥がジーンとして
涙がじわじわと
こみ上げてきます。

一方で
人とのかかわりによって
引き起こされる
怒りや悲しみなど
様々な感情に翻弄され
エネルギーを消耗し
いっそのこと一人になりたい…
そう思うこともあります。

それでもきっと
一人ぼっちでは
あまりにも寂しくて、孤独で
生きていくことが
できないのだろうな
とも思います。

マザーテレサも
こんな言葉を遺しています。

この世の最大の不幸は、
貧しさでも病気でもありません。
自分が誰からも必要とされていないと
感じる事です。

と。

さて、
ずいぶん前のことになりますが
ある方に
こんな質問を
されたことがありました。

家族も住む所も
仕事も財産も地位も
何もかも全て失ってしまったら
あなたはどうしますか。

その時
私の頭に真っ先に
浮かんだ答えは

人の喜ぶことをしたい

でした。

全てを失ってしまった時
自分は一体何を希望に
生きていくのだろう…
そう思った時
人の笑顔、喜ぶ顔が
頭に浮かんだのです。

これが私の生きる意味…

その時、
そんな風に思いました。

自分以外の誰かの幸せを願う時
私の中に
生きたい
生きよう
という気持ちが
湧き起こってくる…。

ということは、
自分がどんなに満たされても
それは本当の意味で
満たされたことにはならなくて
その満たされた先にある
誰かの幸せこそが私の幸せ…。

誰かの幸せを願うことや
誰かの幸せのために生きることが
自分が生きている
という実感につながっていく…。

そういう意味では
自分が幸せになるために
人とかかわっているとも
言えるのかもしれません。

もちろん
人とのかかわりによって
傷付いたり
悩んだりすることもありますが
そうした感情、体験もまた
幸せになるために
必要な大切な学びなのですね。

胸が熱くなることの中に
その人の生きる意味や、
その人の真実が
隠されているのだとしたら…

私が生まれてきた意味は

人との温かなつながりや、
優しさ、愛を体験するため
なのかな…

ふと、そんなことを
思いました。


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