工藤元(kudogen)

工藤元(kudogen)。1990年生まれの31歳。大阪府在住。 https://seikousurutenshokusaito.com/  https://ameblo.jp/kudogen1990 https://kudogen.hatenablog.com/

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工藤元(kudogen)。1990年生まれの31歳。大阪府在住。 https://seikousurutenshokusaito.com/  https://ameblo.jp/kudogen1990 https://kudogen.hatenablog.com/

    最近の記事

    映画『アリー/スター誕生』を観て

    原作は3回めのリメイクの『スター誕生』、ワーナー・ブラザース、監督・製作・主演にブラッドリー・クーパー、そしてレディー・ガガとくればヒットしない訳はない。公開当時もそこそこヒットしたし(アカデミー賞をとった「主題歌」の方が成功したと言えるかもしれないけれど)、今もPrimeVideoで評価4.2と、まあ好かれている作品と言っていいのではないか。 ストーリーは、すでにロックミュージシャンとして成功をおさめたジャック(ブラッドリー・クーパー)に、才能はあるが売れるきっかけがつか

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      • 映画『ノーカントリー』を観て

        いやー凄い映画を観たというのが率直な感想。あまり事前情報知らずに、殺し屋が追跡する話ぐらいの予備知識で観たけれど、際立ったキャラクター、ストーリー・展開の面白さ、作品のテーマやメッセージなど、観て良かったと思った。2008年アカデミー賞4部門(作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞)取ったということで、さもありなんという感じ。ただ日本ではあまり有名ではない映画なのかな。 ストーリーとしては、麻薬とカネをめぐるアメリカとメキシコのギャングの抗争があり、現場に残された数百万ドルの大

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        • 映画『ANNA/アナ』を観て

          監督はリュック・ベッソン、設定は『ニキータ』『レオン』『LUCY/ルーシー』とかぶりまくり、ストーリーはありきたり、展開は予想通り、登場人物は薄っぺらい感じ・・・という事で、どっちかというとクソ映画と言われかねない映画とは思うんですが、個人的には楽しめた。それも凄く。 結局、リュック・ベッソンが好きなというか作りたい映画が、自分の嗜好とバッチリ合ってるということなんだろうな。そもそもこの映画を観ることになったのは、上のYoutubeにもある「若いモデル美女が、丸腰で50人の

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          • 映画『クラッシュ』を観て

            この映画は2004年公開で、公開当時もその後も知らなかったんだけれど、PrimeVideoで観て「すげぇ面白ぇ」と思った映画。『ヒア・アフター』と同じで、こういう期待しないで観て面白かったとき、凄い掘り出し物を見つけた気がしてとても嬉しい。とは言っても実はアカデミー作品賞受賞作(しかも『ブロークバック・マウンテン』を抑えて!)なので、単に自分のアンテナが届いてなかっただけの話らしい。 テーマは人種差別。白人、黒人、アジア、アラブ、ラテンなど様々な人種が暮らすロサンゼルスを舞

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            映画『ロング・キス・グッドナイト』を観て

            一番好きな映画をひとつ挙げろと言われたら、みんな何を選ぶかかなり迷うと思うが、例えばジャンル別に10本とか言われると選びやすいんじゃないかと思う。この映画は自分的にはジャンル別にしなくても10本のひとつに選びたいぐらい好きな映画。 1996年公開と少し古いこともあるのか、公開時にどうだったかは分からないが、おそらく日本ではヒットしなかったのではないだろうか。今でもあまり人気がなく、PrimeVideoでも配信されてないので、今から観ようと思ったらTVなどの放映を待つか、DV

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            映画『ペイン・アンド・グローリー』を観て

            テーマとしても表現としても万人向けの映画ではないと思うし、そもそも面白さとかカタルシスを感じさせるような類の映画ではないと思う。個人的にはこれまで観てこなかったような感じの映画で、悪くはなかったどころか結構良かった。 この映画を何で観たのかよく覚えていないのだけれど、おそらく間違えて観てしまったのだと思う(笑)。恥ずかしながら監督のペドロ・アルモドバルをよく知らなかったのだけれど、(後で調べてみると)結構有名な監督だった。 もちろん主演のアントニオ・バンデラス、ペネロペ・

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            映画『ヒア・アフター』を観て

            PrimeVideoのウォッチリストに、観ようと思った映画が山程溜まっている。ポリシーとして「無料でしか観ない」と決めているのだが、なかなか観る時間がなく放置しているうちに(というか、どんどんリストの映画は増えていくのだけれど)、無料期間が終わってしまうような事がよくある。この映画もそのクチ。 また、映画館での上映当時話題になった記憶があり、ネットのレビューもそこそこ良かったけれど、実際観たらつまらないという事はよくあって、特にPrimeVideoの評価は当てはまらない事が

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            映画『トゥモローランド 』を観て

            2015年の映画で、ディズニーの製作でジョージ・クルーニー主演だけれど、当時もそう話題にならなかったし、日本でもヒットしたとは言えなかったと思う。多分知らない人も多いのではないだろうか。 夢を持つ人だけが行ける、タイトルと同じ「トゥモローランド」という場所が宇宙のどこか、次元も超えたところにあって、ジョージ・クルーニーは過去にやらかしてそこに二度と行けなくなっていたんだけど、行きたいと熱望する少女とともにそこを目指し、かつ、「トゥモローランド」を救うために敵と戦うという話。

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            映画『リチャード・ジュエル』を見て

            周防正行の『それでもボクはやってない』と同じような、いわゆる冤罪ものというのだろうか。アトランタオリンピックでの爆破事件という実際に起きた事件で、最初は被害を最小限にとどめたとヒーローになった警備員が、自作自演を疑われて、いわゆる炎上状態になり本人も家族も苦しむが、無実を確信した弁護士の助けを得て、最終的には無罪を勝ち取る・・・という話。 製作・監督がクリント・イーストウッド。俳優としては西部劇やダーティハリーとか、もちろん押しも押されぬ名俳優。意外だったがアカデミー賞の俳

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            映画『スキャンダル』を観て

            2019年の映画で何を今更というところもあるのだけど、最近真鍋淑郎さんがノーベル物理学賞を受賞して、「同調圧力の強い日本に戻りたくない(意訳)」と会見で話したのを見て、「ああ、これはカズ・ヒロと同じだな」と思ったから。 『スキャンダル』では(元)日本人のメイキャップアーティストのカズ・ヒロが、シャーリーズ・セロンから請われてこの映画に関わったというニュースが話題になった。アカデミー賞でも当該分野で賞を獲得したときに、国籍を変えた理由を聞かれて、「日本は『too submis

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            映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を観て

            AmazonPrimeで500以上の評価がついていて、60%以上が星5つ。かなり良い評価と言えるのではないだろうか。こんな良い映画だったか・・・?と思い返してみたが、自分的には今ひとつという感じだった。 いろいろとネットでレビューも見てみたけれど、やっぱり総じて高い評価。なぜ自分はピンとこないのか・・・原作をよく知らないからなのかとも思ったけれど、おそらくここで描かれている人物や世界をそのまま楽しむ、あるいは挫折や妥協といった苦しさを自分のものとして感じる、そういう観かたを

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            映画『女王陛下のお気に入り』を観て

            昨日投稿した記事、映画『グリーンブック』を観てで、マハーシャラ・アリがアカデミー助演男優賞を受賞した事を書いた時、あ、そういえば、オリヴィア・コールマンが映画『女王陛下のお気に入り』でアカデミー主演女優賞を取った時だと気がついた。 この映画は題材的にそんなに関心がなかったので、そんなに期待しないで観に行ったのだけれど、俳優の演技が素晴らしく観て良かったと思った記憶がある。 なんと言ってもアン女王役のオリヴィア・コールマン。女王としての責務とと恋愛感情(これが同性愛で、政治

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            映画『グリーンブック』を観て

            黒人のピアニストが受ける人種差別と、白人ドライバーの人種を超えた友情を扱った映画で、高い評価を受けアカデミー作品賞を受賞することになったのだが、それと同じぐらい(あるいはそれ以上に)批判を受けた作品。 批判のポイントは、黒人差別というものを単純に描いていること、また、あくまでも白人視点の物語で、白人のヒーローが(自分たちが差別している側にも関わらず)問題を解決するということなどがある。 このあたりは黒人差別を直接体験していない私たちには分かりづらい部分もあると思う。個人的

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            映画『MINAMATA―ミナマター』を観て

            「水俣病」という実際に起きた出来事を脚色を加えた映画にして、かつ、当事者者や家族はまだ被害に苦しんでいる中で、また、起きたことに対する補償という意味で解決したのかどうか議論が分かれるところであり、さらに、題材としては公害・環境問題として国家や大企業対一般市民という社会運動で、とどめに、それを外国人が描くということで、当然ながら賛否両論ある映画だと思う。 水俣市がこの映画の先行上映の後援を断るなど、いわゆる「炎上」の材料は豊富にあるのだが、自分が見る限り予想外にネット上では賛

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            映画『小さいおうち』を観て

            黒木華という俳優がすごく好きなんだが、きっかけはこの『小さいおうち』。 ベルリン国際映画祭で「最優秀女優賞」を受賞したので、もちろん演技は高く評価されているんだけど、自分が観てもとても良かった。蛇足だけど、ベルリン国際映画祭ではもともと俳優賞を男性と女性に分けていたのだが、現在では男性女性の区分を分けて、代わりに主演(Leading)と助演(Supporting)に分けて賞を設けている。なぜこういう変遷をしたのかはいつか調べてみたい。ちなみにカンヌもヴェネチアも男性俳優と女

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            映画『TENET テネット』を観て

            前評判もそうだったし、クリストファー・ノーランなので、理解できないところがあるだろうと思って観たが、初見で十分楽しめた。鑑賞後に少しネットで解説を見て、さらに理解もできたしけっこう満足。 クリストファー・ノーランというと自分的に好きな作品は『インターステラー』。マシュー・マコノヒーがアン・ハサウェイを追って宇宙に出発するラストは、これでめでたしみたいなのは違うんじゃないの?と思ったけど、これはまた別の機会に。 『TENET テネット』は時間が逆行しているというのは分かるの

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