映画『ANNA／アナ』を観て

2021年10月25日 14:15

監督はリュック・ベッソン、設定は『ニキータ』『レオン』『LUCY／ルーシー』とかぶりまくり、ストーリーはありきたり、展開は予想通り、登場人物は薄っぺらい感じ･･･という事で、どっちかというとクソ映画と言われかねない映画とは思うんですが、個人的には楽しめた。それも凄く。

結局、リュック・ベッソンが好きなというか作りたい映画が、自分の嗜好とバッチリ合ってるということなんだろうな。そもそもこの映画を観ることになったのは、上のYoutubeにもある「若いモデル美女が、丸腰で50人のギャングを5分で全滅させる」という予告を観たからで、このシーンを観るためだけに映画館に行く価値はあると思った。

ちなみに演技は･･･ヘレン・ミレンは最高でした。他もそれなりに。主人公のサッシャ・ルス、モデル出身ですが透明感のある俳優ですね。今後が非常に楽しみです。余談ですが、リュック・ベンソンは下世話的な意味で、こういうブロンド・ブルネットで長身の俳優が好きですね。リュック・ベンソンとミラ・ジョヴォヴィッチが結婚していたことを知らない人も多いのではないだろうか。

いちおうストーリーとしては二転三転あり、主人公のヒロインのスパイ活動と自由な生き方を求める物語がメインにあり、一連の事件を利用してKGBのボスに成り上がった女の過去の物語と、ヒロインの恋愛がサブストーリーとして同時並行で動いていき、それぞれに絡み合った計算された脚本になっている。ただ展開は読める。

別サイトでは、映画『ANNA／アナ』のあらすじをネタバレで、詳しく解説しています。

映画『ANNA／アナ』のあらすじをネタバレで解説

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