りんどう@好きなアニメーション映画 DAY-6
りんどうです
考え事をしていたら刻々と時が過ぎ・・・申し訳ない・・・!!
遅ればせながら、映画チャレンジDAY6から、またやりたいと思います!
サムネ変えたのはりんどうのささやかなこだわりです。
気分転換も兼ねて!
DAY-6 好きなアニメーション映画
「 #ねこぢる草 」
映画なのかわからないけど・・・
30分くらいのショートアニメ!
漫画やアニメが先にあるらしいんだけど
元ネタの方は知らずに拝聴
このアニメの特徴はセリフがないこと
一応こんな話かな、という大筋はあるんだけど
説明はないので、最後は受け取り手次第みたいな雰囲気で終わる。
あとはカメラワークというか被写体の動き。
ぬるぬるした動きや構図が不気味な世界観を作っている
こういう映像に既視感があるなあと思って調べてみたら
作画が湯浅政明さんだった。
好きな監督とかあまりいないのだが、湯浅さんは唯一くらい好きな人なのだ。
「マインド・ゲーム」「四畳半神話大系」「ピンポン」「デビルマン」「ヘンダ―ランドの大冒険」
この辺の作品が大好きで、共通項としてキャラクターや構図の縦横無尽感。はっきりとした色彩でコミカルな動きで楽しい。重いテーマでも緩和されたり、躍動感を演出したり、オールマインドな作画なのかもしれない。
これ2分くらいで映像のすごさわかるから見てほしい!
湯浅さんの話はおいといて、ねこぢる草の話に戻ろう
この映画の映像が一番好きなところなのだが、少し不気味で不思議な世界観も好きなのだ
この世界はねこが主役である
二足歩行で服も着ているし、人間の代わりなのだろう
物語はねこのお姉ちゃんがお風呂でおぼれるところから始まり、死神らしきものに連れていかれそうなところを、弟が連れ戻そうとした結果、半分だけ取り返せて体に戻す。
半分しか戻っていないのでお姉ちゃんは生きてはいるがお人形のような状態。
気づいているのかいないのか、弟はお姉ちゃんを連れて外へ遊びに行っているが、ここから2匹の奇妙な冒険がはじまる。
サーカスを見ていたところから、たくさんの場面転換する滅茶苦茶な場面の連続。
なぞの生物の登場。神様の様なものが世界を好きに動かしたり、豚が共食いをしたり、なぞのメタっぽいのが流れたり、ヘンデルとグレーテルのようなシーンがあったり、かなりカオスなのだが、あたりまえとばかりに馴染んでいる弟ねこもなかなか怖い。
途中回想シーンが挟まれてもまったく共感ポイントにならない。意図はなにか。
なんやかんやあってお姉ちゃんの意識が戻す事に成功。
ここまで色々ありすぎて、お姉ちゃんを戻す旅だったのかと忘れていたよ。
最後に家族みんなで家で食卓を囲んでるシーンがきて
まーハッピーエンドかな!と思っていたら、ひとりづつ、テレポーテーションのように消えていく家族。最後は家まで消えてしまう。
え?え?と思っているとエンディングロールが流れる。まさかのここで終わりである。ハッピーエンドではないのか
オープニングで流れた軽快な曲が、オルゴールに代わり、わずかにあった回想シーンの時代らしきものが。
途中ねじをまく音と、その間逆再生になる絵も気になる。
これが"受け取り手次第みたい"と言った点なのだが、
私の予想では、途中いろいろやらかした神様がこの世界消しちゃえ!ってやったんじゃないかなと。
このアニメ自体、作者の追憶のような感じと見聞きしていた気もするので、作者の世界を投影したかったのではないか。
エンディングの同じシーンがエンドレスで流れるところも、時が止まっていることを表してると思うし。
長々と語りましたが、簡単に言うと、ちょっと嫌夢を見ているようなアニメ!
もしくはダークな不思議の国のアリス!そんな映画もあったよね!
りんどう好みの映画でした。伝われ!
PS.ねこぢる草をyoutubeで検索した時にでてきたこれ
この3つ好きなんですけどw
「ガラクタ通りのステイン」はすごくいいよ。
ホラーだけじゃないよ!良い話もあるよ!設定ホームレスだけど!!!
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