「ノクターン 第2番」 ショパン|心が折れそうになったときのプレイリスト 第61曲
<タイトル>
ノクターン 第2番 変ホ短調 作品9-2
<作曲者>
フレデリック・ショパン
<おすすめCD>
マリア・ジョアン・ピレシュ(ピアノ)
<解説>
ノクターン、日本語では「夜想曲」と訳されます。
ショパンのノクターンは、CDにして2枚を必要とするだけ数が多いですが、いちばん有名なのはおそらくこの第2番でしょう。
よく耳にするので、ごぞんじの方も少なくないと思います。
おすすめはポルトガルのピアニストで、先ごろ引退を表明されたマリア・ジョアン・ピレシュさんの全集からです。
デビューしたての頃は、「冷い水に濡れた水晶」(良い意味で)のようなピアニズムを持つ方でしたが、この録音の頃は盛り、油が乗ってきていたように感じます。
信念を貫いての引退とはいえ、まだまだ現役でいてほしかったというのが本音で、惜しまれるところです。