ジャニス・ジョプリン
アイナ・ジ・エンドさん主演のミュージカル
「ジャニス・ジョプリン」
を観てきた。
ジャニス・ジョプリンを知らなかったけれど、アイナちゃんが好きなので、演目について何の予習もせずにチケットを買い、当日を迎えた。
開演序盤、「SUMMER TIME」という曲が始まった時、
それは、父が大好きでよく聴いていた曲だということを思い出した。
ジャニス・ジョプリンは、父の好きなアーティストだった!
ジャニスのセリフで、
「人は手に入れたくても手に入らない物がある時、そこにブルースが生まれる。ブルースとは、憂鬱。」
というところがあった。
煙草を吸いながら、ブルースを聴く父の横顔を思い出した。
渋くて格好いい横顔。
若い頃、とても苦労した父。
感情の行き場をブルースに任せ、ブルースに寄り添ってもらっていたのかもしれない、と思った。
今日の舞台は、父と一緒に観ているように感じた。
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