辛い時こそ、下を向いて(アスリートから学ぶマインド)
こんにちは!
先日、マラソンの大迫傑選手が書いた「 走って、悩んで、見つけたこと」を読みました。
一流のアスリートは競技レベルはもちろんすごいですが、
考え方や物事の捉え方もそれぞれ独特なものを持っています。
今回は、この本で、私がなるほどと思ったことをピックアップして紹介したいと思います!
マラソンに興味のない人も、日々の生活にいかせるものを選んだのでぜひ読んでいただければ嬉しいです。
大迫選手にとってマラソンを走るということ
マラソン(42.195km)は想像するだけで苦しいのがわかります。
大迫選手も本書で「やっぱりきついものです」と書いています。
ではなぜ走ってるのか?
最初はただ、走るのが楽しかったから、長距離を走っていたそうです。
しかし、続けていくうちに壁にぶつかって、悩んで、辛い思いをしてきました。
これらを乗り越えるためにも「走る」という孤独できつい作業の中で自分と向き合ってきたと言います。
特にマラソンは、スタートすれば目の前にあるし、避けられないから向き合うしかない。
嫌だけどやらなければいけないことはあるし、目の前にあるから逃げられない、逃げたくないから向き合う。
それがマラソンだと言います。
他のスポーツや日常生活でも嫌なことがあると逃げたくなるなんてことありますよね笑
不安や焦りの原因
「辛い時こそ前を見るのではなく、下を見て一歩一歩進んでいけば、そんなに苦しむことはないと思います」
上記は、本に書いてあった内容です。
皆さんは、不安や焦りを持っていますか?また、その原因や正体はなんだと思いますか?
大迫選手の答えは、他と比べたり、他人からの評価に反応してしまうことです。
今、友達が何をしてるとか、自分のことを好きか嫌いかなんて他人が決めることであって考えてもしょうがないです。
そのため、足元だけを見てしっかり自分と向き合っていれば、その瞬間瞬間に価値があるということがわかります。
自分の力でコントロールできないことで不安になることはもったいないことだし、無意味なこと。
それよりも、辛いことがあった時は前ではなく、自分の足元を見つめて、集中するだけです。
現実逃避せずに、しっかりネガティブになっている自分を受け入れて、向き合うことが大切です。
自分の道を選ぶこと
自分で決断した選択が正しくなかったなんてことはあります。
しかし、後悔をするときはだいたい人の意見に流された時で、自分で決めたことは後悔として残らない。
また、自分で決めたことでも、それを毎日淡々と続けることが一番難しいと言います。
そのため、多くの人は頑張らなきゃいけないことに気づいて、言い訳をしてしまう。(誰かが言ってたから、自分で決めてないからなど)
「進んだ道がいかなる道でも、自分で選んだからこそ後悔はしないし、責任も負うべき。」
当たり前のようで、これもなかなか難しいですよね。
感想
以上の3つが私が紹介したかった内容です。
この本は基本的にマラソンの知識に加え、大迫選手の人生の考え方が書いてあります。
よく、上を向いて歩こうとか胸を張れって言葉を聞きますが、
大迫選手が走って、悩んで見つけた答えが
「辛いときこそ、前を見るのではなく下を見て一歩一歩進んでいけばそんなに苦しむことはない」
確かに、上を向いて目を背けたくなったり、他のことで気を紛らわしたくもなります。胸を張れと言われても辛いことがあったときは無理です。
だから、あえて下を向いてネガティブな感情を受け入れて、それと向き合うこと。それを乗り越えた先に成長がある。
いい考えだと思ったので、実践してみます。
スポーツやってる人、やってない人に関わらず、参考になることがまだたくさん書いてあるので、皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました!
また、他の本の感想も書いていくのでぜひよろしくお願いします😁
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