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エンタメ業界で今求められている「推進力」とは

こんにちは!
株式会社LOCKER ROOMでWEBTOONのプロデューサーをしている久保田大地です。

新年を迎えました

新年初note投稿です!
新年、といってももう一月が終わろうとしています。光陰矢の如しとはまさにこのことでしょうか。
とはいえ新年は新年!明けましておめでとうございますとも言いたいところですが、2024年は日本にとって苦難からの幕開けでしたね。
石川県の地震や飛行機事故など、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

LOCKER ROOMでは、新年の初日は書き初めを行いました!
メンバーがそれぞれ想いを込めて「今年の1文字」を書いたのですが、僕が選んだ1文字はこちらです。

「健やかにあれ」という想いを込めました。
実は個人的にも年明けは散々でした。
元日に初詣をし今年の幸せを祈ったのも束の間、2日から発熱し身体中を激痛に襲われ三日三晩寝込む羽目に。あまりの辛さに、初詣の作法か何かを間違えて呪われてしまったのではないかと本気で考えました。
ということで今年は多くを望みません。大きく体を崩さずに生き抜くのが目下の目標です。


振り返りと今年の抱負

新年初noteなので、まずは昨年のことでも振り返ろうと思います。
昨年の春にテレビ制作ADからLOCKER ROOMに転職。このnoteを書き始めたのももちろん、LOCKER ROOMに入社してからです。
振り返るとこの転職は、自分にとってあまりに大きな環境の変化であり、そして挑戦でもありました。
テレビ業界からWEBTOON出版業界へ。長い歴史を持つ大組織の末端から、少数精鋭のスタートアップへ。転身後には頭を丸ごとすげかえないといけないほどの変化があり、そして自分の成長課題が嫌というほど見えてくることになりました。

最大課題・必要とされる「推進力」

入社後から今に至るまで、自分の課題であり続けるのはこの「推進力」です。
大組織では良くも悪くも仕事上のワークフローがフォーマット化していて、また個々の仕事内容も細分化されています。メリットとしては仕事の枠組みが掴みやすいですが、不必要に思える因習じみた工程があったり、自分の創意工夫を凝らせる場面が少なくやりがいが感じられないというデメリットもあるのではないでしょうか。
この環境に身を置いていると、仕事を処理する「実行力」がついていきます。実行力とは言うなれば、決められた期日の中で与えられたワークをやり抜く力。仕事をする上で欠かせない能力でしょう。
しかし「推進力」はその上段にある能力。何もないところにワークフローを作り出し、存在しなかった期日を自ら設け物事を推し進める能力です。
そしてその能力が求められるのがスタートアップ企業であり、LOCKER ROOMでもあるのです。
「推進力」は「実行力」の上段にある能力なので、実行力なしに推進力が身につくことはないでしょう。逆にいえば実行力があるからといって推進力があるとは限らないのです。

推進力が高い人材に見られる傾向

推進力が高い人材には5つの傾向があるそう。
(参照 : 推進力とは?企業で求められる理由と鍛え方を解説)

  • プレゼン力がある

  • コミュニケーションスキルが高い

  • 調整力にすぐれている

  • 実行力がある

  • リーダーシップがある

この5つの要素を満たせば、どの業界でも求められる優秀なビジネスパーソンの出来上がりです。現状自分に足らないのは….どれもこれも足らない気がします。

エンタメ業界はある種偏ったクリエイティブ能力が必要だと思う方もいるかもしれません。が、一部の天才を除いてはやはりこれらのスキルが満遍なく必要になってくることを実感しています。
プロデューサーにおいては、

  • プレゼン力 : 企画を通す

  • コミュニケーション能力 : 協業先やクリエイターさんと良好な関係を築く

  • 調整力 : 多くの人が関わるWEBTOON制作を円滑に進める

  • 実行力 : 週刊連載を期日通りに回す、マーケティングを行う

  • リーダーシップ : 案件の責任者として統括・管理する

・・・やはり全て必要でしたね。
僕の場合は転身をしたことで、今まで必要でなかったこれらの能力が求められるようになりました。高いハードルですが、悪戦苦闘しながら長いスパンで身につけていきたい力だと思っています。

今年の抱負

さて、今年LOCKER ROOMからは多くのWT作品がリリースされます。
詳しくはいえませんが、自分が担当している作品もリリースを控えているので、今年は勝負の年。
思えばエンタメ業界を志ざし、自分が関わった作品を世に出したいと思ってから幾星霜。今年ついに、商業作品として日の目を浴びることになると思うととても感慨深いものがあります。
僕は物語を作って発信する以上、何か一つでも受け取っていただく方の心に残るものを作りたいと考えています。
今年は自分が一番好きなモノづくりに徹底的に拘りつつ、個人としても推進力の会得を目標に精進する一年にします!

それではまた!

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