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『初版人口論』訳文について
マルサスの『初版人口論』(1798)には、いくつかの訳があるが、入手のしやすさと訳文の平明さから、輪読では『人口論』(斉藤悦則訳、光文社古典試訳文庫、2011)を使用する。個人的には、『初版 人口の原理』(高野岩三郎・大内兵衛訳、岩波文庫、1962)の硬質な訳文も好きだが、品切れである。中公文庫の『人口論』(永井義雄訳、2019、未見)は、1973年版の「改版」だそうだが、後者はさらに『世界の名著
もっとみるマルサスの『初版人口論』(1798)には、いくつかの訳があるが、入手のしやすさと訳文の平明さから、輪読では『人口論』(斉藤悦則訳、光文社古典試訳文庫、2011)を使用する。個人的には、『初版 人口の原理』(高野岩三郎・大内兵衛訳、岩波文庫、1962)の硬質な訳文も好きだが、品切れである。中公文庫の『人口論』(永井義雄訳、2019、未見)は、1973年版の「改版」だそうだが、後者はさらに『世界の名著
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