序文

序文で作者は本書を書くこととなった経緯と願いを書いている。

本書はマルサス自身の考えを友人と語り合っていた時に表現しきれなかった部分を紙にまとめて伝えようとしたのが経緯である。

本書では人口は常に生活物資の水準に押しとどめられると述べている。しかし、その生活物資の水準をとどめる方法は研究されてこなかった。マルサスはそこに着目し、その難しい問題への見解が将来の有能な人の目に留まり、たとえ自らの論理が覆されようと、社会が改善する事を願うものになっている。

以上

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