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週末かんたん企業分析 第5回 ラクスル株式会社

自分でTwitterに流していた企業分析を振り返るために作成しています。有価証券報告書から数字を持ってきていますので、間違いはないかと思いますが、そこまで深い分析はしていません。ご承知おきください。

今回の企業はラクスル株式会社です。『ラクスル』は、印刷会社をネットワーク化して印刷をするというモデルのECサイトです。今では当たり前なシェアリングエコノミーの概念を取り入れて、工場が空いているときに印刷を入れるという事業を確立しました。

それではまずは2020年度と2021年度の単独損益計算書の比較です。

単独損益計算書 前年比較

売上は大きく伸びています。コロナ禍で(印刷用の)マーケティング費用は削られている中でも、EC事業としての伸び(オンライン化)が大きかったということかと思います。

続いて、単年度内の数字です。

単独損益計算書 単年度推移

売上に対して原価率は高めです。手数料ではなく、印刷を丸ごと受けているからですね。その分、ラクスル側で価格コントロールができるのが強みかと思います。

最後にTwitterからの引用です。

ラクスル企業分析サマリ

・時価総額630億 PER380倍
・祖業のラクスルが売上の66%を占める
・ノバセル22%、ハコベル10%
・事業構造は一貫して原価率高い、受発注のプラットフォーム
・手数料や広告モデルではなく、実業を運用している。ラクスル側で価格コントロールしている点が興味深い。

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