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週末かんたん企業分析 第3回 株式会社カナミックネットワーク

自分でTwitterに流していた企業分析を振り返るために作成しています。有価証券報告書から数字を持ってきていますので、間違いはないかと思いますが、そこまで深い分析はしていません。ご承知おきください。

今回の企業は株式会社カナミックネットワークです。カナミックネットワークは2000年の介護保険発足当初から、介護従事者向け業務システムを提供、さらに地域包括ケア用の情報共有システムを開発した介護業界クラウドサービスの老舗です。

それではまずは2019年度と2020年度の連結損益計算書の比較です。

連結損益計算書 前年比較

総売上は上昇させつつ、売上原価・販管費共に下がっています。コロナ禍によってクラウドサービスの浸透が進んだと思われます。

続いて、単年度内で見比べてみます。

連結損益計算書 単年度推移

営業利益は40%超とずば抜けて良いです。この率を維持しながら総売上をどれだけ伸ばせるのかがポイントになりそうです。

最後にTwitterからの引用です。

カナミックネットワーク企業分析サマリ

・時価総額 約280億 PER48倍
・カナミッククラウドサービスが主力
・クラウドサービスは売上原価低く、営業利益率高い
・コロナ禍の影響はなく、ユーザーID数は続伸。2021年で有料ID約9万。ID単価でみると23,000円~24,000円
・伸びしろがあるのか、介護事業者が払える限界なのかは悩ましいところ。

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