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2031年の幼児教育「モンテッソーリ教育とは」


首長たる者、様々な教育方法を熟知し、
国の宝である子どもに最適な教育を提供しなければならない。

イタリア初の女性医学博士、教育者であるマリア・モンテッソーリが提唱するモンテッソーリ教育なるものに関して学びを深めようと思う。

皆さんは「モンテッソーリ教育」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

何でも、多様なジャンルで成功を収めている著名人の中に
モンテッソーリ教育を受けて育った方達が多数いるらしい。

トーマス・エジソン、ビル・ゲイツ、ジェフ・ベソス、マーク・ザッカーバーグ、バラク・オバマ、アン・ハサウェイ、ビヨンセ、テイラー・スフィフト、藤井聡太、、etc..

発明家、実業家、女優、歌手、棋士等多岐にわたり各分野の第一線で活躍している(活躍していた)そうそうたる面々だ。

日本で有名なのは最年少竜王の藤井颯太氏だそう。
モンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園は存在するが、
義務教育との連携が取れないため、中々難しいのだろうと思う。

ここからわかる通り、日本ではまだまだ発展途上の教育手法である。

内容を軽くおさらいし、2031年私が首長になったらどのように自治体に導入できそうか考えてみようと思う。


概要

大事なことだけ箇条書きでまとめていく。

ざっくり言うと、多重知能理論に基づき、様々な能力を開花させていこうと方向性らしい。

*多重知能理論-人間の知能は、IQだけで測れるものではなく、言語的知能、論理数学的知能、空間的知能、身体運動的知能、音楽的知能、対人的知能、内省的知能、博物的知能の8つによって構成されるというもの。

生まれて間もない間は、皆上記の8つの知能を伸ばすチャンスがあるそう。

そこで必要になる考え方が、

子どもは必要な時に必要なことを学ぶ。
自分の頭で考え、自分で選択させ、「子どもの自尊心」を育てる。
子どもの行動は全て何かを学ぼうとしていると捉え、寛容になる。

ということだそう。

3歳までに脳の土台ができるのでそれまでに、上記の8つの知能をできるだけバランス良く伸ばしていけるよう寄り添ってあげること。
この時期にどの知能をどれだけ刺激できたかによって、その後の得手不得手が決まる。

例えば、
子どもがハイハイし始めたら、したいだけさせる。
散歩途中に雑草で遊び始めたら、飽きるまで待ってあげる。

上記のような行動は、8つの知能を身に付けようとしているので、できるだけやりたいようにさせてあげる。

何かに夢中になるという経験を多くさせてあげることで、集中力がつく。
(勿論危険なことをさせないよう適切に導いてあげることは必要だが、あまり介入しないようにする)

何かを一生懸命見ているとか、喃語でずっと語り掛けてくる、口をとがらせてずっと1つのおもちゃに集中しているといった光景を見たことがある人はいるのではないか。

これが、モンテッソーリ教育でいう「知能を伸ばしている」ということらしい。

親が色々触れさせてあげることは勿論重要だが、
興味を示さなければ今はまだその時期ではないと考え、無理強いしないこと。

物心がついてきたときには、上記のように子どもを尊重するという経験を多くさせることで、子どもは他者を尊重するようになる。


「これができる親は聖人だろう」
と感じる方もいるかもしれないが、実際にこの教育手法で成功者が出ているのだから、とても大切なことなんだろうと思う。

さて、ここからは2031年の幼児教育にどのように導入するかだが、

まずは、自治体開催のモンテッソーリ教育講演会&体験会を無料で開く。

すこしずつ認知がたまってきたら、幼稚園や保育所に出向いて出張講演。

土日限定の林間学校的な催しでモンテッソーリ教育を取り入れたものを開催

くらいが現実的な案だろう。

ただ、子どもの教育系イベントとの親和性がよさそうなので様々なコラボができる可能性はあるだろう。

本当は私立の小中一貫校なんかを自治体に誘致し
モンテッソーリ教育にどっぷり漬からせてあげたいところではある。

各家庭の子どもが色んなことにチャレンジさせてあげられるように、まずは認知を広げ、理解を得ることが大事だと思う。

先日、どこかの自治体で高齢者の1人の声により公園が撤去されたというニュースを見たが、子どもの教育に力をいれている自治体であればあんなことにはならなかっただろう。

未来の日本を支えていく子どもたちの教育の質を高めないことには、世界とは戦えない。

そういう意味では、自治体の色として最新の高度な教育を提供するみたいなブランディングも良いのではないか。

兵庫県明石市の泉市長のように、教育押しで成果を出すという事例もある。

モンテッソーリ教育を調べていくうちに様々な構想が広がった。

一見首長になるのと直接的な関係が無い気がするが、そういう知識や経験程大事にしたい。

敷かれたレールを走るのでは、地方、はたまた日本は立て直せない。

今回も良い学びであった。

「モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方」
-伊藤美佳




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