くばーに

新しいモノとコトが好き。でも逆張りする人間なので流行になると困る。

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  • 紛争地にてビジネスをするとはどういうことか

  • 読書感想文

最近の記事

純文学は存在しない

仮説:「純文学」とは「純文学性」のある文章のことである。また同時に、文学ジャンルたりえない。 純文学性の有無は、以下について、どの箇所で、なぜ、どのようにこだわっているかで説明できる。 -文学・文章表現技法 純文学というカテゴリを自称している文章に対しては、純文学性の有無を問わなければならない。 その際に、テーマや私小説であるかなどは、純文学性に寄与していない。同時に、海外の小説に対しても純文学性を問うことができる。 純文学性とはすなわち、「文学という芸術ジャンルの純

    • 鳴き立直麻雀役診断票

      本noteは、以下のnoteのために書かれています。まずはこちらを参照した上でプレイする際に疑いいただくことを想定しています。ご了承ください。 基本点の算出上がり +400点 全プレイヤーで最初に上がる +200点 カンした回数 × +200点 持っているドラの数 × +200点 ポンまたはチーした数 × -200点 自分以外の立直したプレイヤーの数 × +200点 役点の算出仮に役満が1つでもある場合、役満の役点のみカウントする。複数役満がある場合、それを合計してくださ

      • 現代の麻雀はイカれてる! -僕が考えたさいつよの麻雀ルール-

        はじめに 念の為に書くが、筆者は麻雀をつまらないゲームであるとは認識していない。しかし、未完成であると主張している。まだまだ発展と調整の余地が、ゲームとして存在していると主張しているのである。 世界に広がる麻雀 世界にはさまざまな麻雀ルールが存在する。そして、往々にしてそれは複雑か、あるいは簡素すぎるものである。  中国麻雀は81も役が存在し、根本的に覚えていられない。アメリカ麻雀は毎年ルールブックを買わねばならず、論外である。ヨーロピアンクラシックは面倒なサイド計算を残

        • ひたすらでかい数を作る「数式麻雀」を発明しました。

          下手の横好きでお馴染みのKubaaniです。数式麻雀を発明したので、仮のルールを紹介します。 数式麻雀の基本ルール数式麻雀は、手配でひたすら大きい数を作る、特殊麻雀です。 数式麻雀の牌 麻雀では、1から9までの数牌と、それ以外の字牌、特殊な花牌が登場します。配られる、あるいは取ってくる牌で大きな数を作ることを基本とするのが、この数式麻雀です。 この数式麻雀では、数牌として0から9の数を10枚採用します。また、字牌・花牌の代わりに、以下の牌を採用します。 ・数牌10.

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          夜行バスで書いた怪文書: ワーグナー「婚礼の合唱」

          結婚行進曲と呼ばれる曲は2編ある。ひとつは1840年代に書かれたメンデルスゾーンの、もうひとつはワーグナーの「婚礼の合唱」だ。 ワーグナーは音楽・声楽を組み合わせた楽劇を創始した。当時、オペラは作曲者と作詞者の別が当たり前だったが、彼はこれを1人でやり切った。 パリでは評価されなかったワーグナーは、地元のドイツ・ザクセンで「リエンツィ」を記し、これが大ウケ。その人気を引き下げてパリ革命に乗じザクセンで革命を目指すも失敗、指名手配されてスイスに亡命する。 ここで出会ったリ

          夜行バスで書いた怪文書: ワーグナー「婚礼の合唱」

          ファイアストン ―リベリア内戦前後における企業活動とその後のリベリア―

           このnoteは前のノート「紛争地にてビジネスをするとはどういうことか」を読んでいただけると、より理解しやすいだろう。  まずはリベリアという国について説明せねばなるまい。リベリアは、1847年に西アフリカで成立した国である。国名の由来はラテン語で「自由」を表す「Liber」からだ。この国はアメリカで黒人解放運動の流れを受けて開放された黒人を「故地に帰還させよう」という考えのもと、アメリカによって建国されている。  黒人奴隷はアフリカ各地から連れてこられた人々とその子孫が

          ファイアストン ―リベリア内戦前後における企業活動とその後のリベリア―

          紛争地帯においてビジネスをするとはどういうことか

          5/9 追記 5/10 1万文の追記・日本語を修正 5/11 リベリアに関する記述を別noteとして分離 紛争地における企業展開 さて、あなたがもしも大企業の代表取締役社長で、石油事業を営むことを考えたとしよう。その際に、石油が多く取れるものの危険な地域と石油が少ししかとれないが安全な地域のどちらを選ぶだろうか。これを考える際に、おそらく安全性だけで展開先を決める人はいないだろう。ランニングコスト、展開先または自国の支援、現地から日本までの輸送費、人件費、現地の政治戦略、中

          紛争地帯においてビジネスをするとはどういうことか