純文学は存在しない

仮説:「純文学」とは「純文学性」のある文章のことである。また同時に、文学ジャンルたりえない。

純文学性の有無は、以下について、どの箇所で、なぜ、どのようにこだわっているかで説明できる。
-文学・文章表現技法

純文学というカテゴリを自称している文章に対しては、純文学性の有無を問わなければならない。

その際に、テーマや私小説であるかなどは、純文学性に寄与していない。同時に、海外の小説に対しても純文学性を問うことができる。

純文学性とはすなわち、「文学という芸術ジャンルの純粋芸術性」である。文学の技術に対して純粋な挑戦をしていなければ、文芸雑誌に載っていても純文学ではない。また、その挑戦は言葉によって説明がなされなければならない。

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