３か月で通関士試験に合格した勉強法　Part.２

皆さんは通関士という仕事をご存じですか？

外国の企業と貿易取引をして商品等を輸出入する際に、税関に申告して許可をとる通関業務を担う通関業者において、その書類の作成や審査を行うのが通関士で、れっきとした国家資格です。

貿易立国の日本にとって、その手続き一切を知る通関士は、通関業者だけでなく、商社や航空・船舶・物流・旅行業界、メーカー・そして私のいた小売り業界にとっても重要な資格です。貿易量も次のように増える一方で、その役割の重要性は増すばかりです。

通関士試験は、「通関業法」と、「関税法・関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法」（以下関税法等とします）、そして「通関書類の作成要領その他通関手続の実務」（以下通関手続とします）の３部に別れ、朝９時半から１５時半まで、ほぼ丸一日かかります。

今年の通関士試験の受験案内は次の通りです。

https://www.customs.go.jp/tsukanshi/58_shiken/58_annai.pdf

私は４０歳の時、７月から始めて、たった３か月の勉強で合格率１０％の通関士試験に一発合格しました。noteを始めて間もない頃に、その時の勉強法をお話ししましたが、通関士試験直前のこの時期、勉強はだいぶ進んでおられますか？

今回は、以前の記事を購読された方にも、この記事が初めてだという方にも役立つように、

1. 前回のPart１を踏まえて、基本方針・使用教科書・環境づくり・具体的勉強法・短期習得に必要な事、

2. 試験直前にやっておくべきこと、

3. そして、来年の受験に照準を合わせている方の勉強法

4. 試験当日のこと

5. 再受験の際の心構え

6. まとめ

と、内容をより充実させてお話ししようと思います。
私の考える必勝法になります。
有料設定としますが、ぜひ読み進めてください。