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これからの生活に大切なものは魔女修行かもしれない

会社で大きな発表があった。

・フルリモート完全OK。日本国内であれば基本的にどこに住んでも構わない

・フレックスのコアタイムの廃止。5:00~22:00の間に所定労働時間を働けば問題なし。中抜けもOK。

というものだ。
これで文字通り、いつでもどこでも働けるようになった。
1年前までは到底考えらない大きな変化。

しかし、完全な自由のほど残酷なものはないと僕は思う。
今までは9:00頃に会社に出社しないといけないから、この辺りでみたいな制約があったが、そんな制約は一切ない。
自分で基準を決めて、自分で全て考えないといけない。

ちょうど先週、この小説を読んでいた。

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。

主人公のまいちゃんはおばあちゃんの家に着いてから、
些細なことから大きな選択まで全て自分で決めるように促されていく。

自分の過ごす部屋、就寝時間、起床時間、勉強する時間、自分の欲しい畑の場所、引っ越すかどうかetc...

魔女修行の要である「なんでも自分で決める」を知らず知らずの間に体験していく。

自分でも読み進めながら、まさしく自分もあらためて「なんでも自分で決める」ということの大切さと難しさを体感している。

自分と同じように考えている人がいれば
この本はなにかのきっかけを与えてくれるかもしれない。

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