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7年ぶりの訪韓ドタバタ劇【2】ソウル駅だ~!

 社会的にも家庭環境的にも「いろいろ」あって行けなくなっていた「ちょっと長め」の旅行に、ようやく行けるようになり状況も安定してきたのでエイヤっとポチってからも「いろいろ」あった7年ぶりの韓国渡航、いろいろありながらも現地入りと相成り…

 仁川空港でもいろいろありつつ空港鉄道に乗り泥の海も漢江も見て「そうだよそうだよLCC組にとっての韓国入りはこの儀式を経ないと…」とひとり感慨にふけっていると、あっという間にソウル駅到着。ほろ酔い気分だったけど着いたら気が焦っていそいそと電車から降り、改札を抜けて雰囲気を楽しむよりそのまま流れに乗って「せり上がって」ゆきます。7年ぶりの「いつものあの場所」へ…

空港鉄道の長いエスカレーターも韓国入りの「儀式」のひとつでした

 ああ、やって来たぜ、俺はここに来た!

 ソウル駅だ…ホンマに俺、いまソウル駅に居るんや…ああ!
と万感の思いで何度も見たこの光景を懐かしみつつ、ふと思うことがあってチョット引き返します。私にとってのソウルの「ファーストインプレッション」に、会っておこうと…

2024年6月18日、ソウル駅西口。

 初めての韓国は、団体旅行で釜山金海空港から釜山を素通りして浦項に向かい(シゴト絡みの表敬訪問)観光ののち一泊、翌日は慶州観光を経て東大邱まで貸切バス→KTXでソウル入りという行程で、ソウル市内移動用の貸切バスに乗るため表側ではなく裏口的な「西部駅」に出ることとなりました。なので私の「はじめてのソウル」は、この景色なのです。

2010年3月12日、ソウル西部駅。
旧駅時代は煉瓦駅舎とは別の建物の改札があったので「西部駅」なんだそう
空港鉄道は、まだありませんでした。

 14年前の春の寒波明け、ここから貸切バスでソウル市内見学が始まりました。なので、ソウルの街のイメージはこんなのが焼き付いたのです。ソウル駅の正面側大階段?煉瓦の旧駅舎?ソウルスクエアビル?そんなものこの旅行の参加者は一度も見ていないという…

それにしてもファーストインプレッションに全く相応しくない光景…

 そんなこんなで原点の場所に戻って暫し佇み、変わったなぁ~でも変わってないなぁ…と。教会とか14年間変わってないんだなぁ…。ああ、ただいま、ここからはじまった「私のソウル」よ。

2024年6月18日の、ソウル西部駅…じゃないですね今は空港鉄道ソウル駅。

 ちょっとセンチになりながら改めてソウル駅舎に戻り、さて、やることはやらないと…

 韓国に来たら入国後必ずやっていた「17茶認証ショット」、今回もやらずにおけるか!と。ええ、日本より「ひとつ多い」17茶。なんだか評判は割れているようですが個人的には程よい香ばしさで飲みやすく好きなので、滞在中頻繁にお世話になっています。ただいま、17茶よ。

 さて、これから「やりたい」ことは山のようにあるのですが、ソウル駅に来てホーム見ずに素通りなど出来る訳もなく…っと、その前にやっておくことがあるわ。これ忘れたらあとが大変…と17茶左側に写っている3階コンコースへ。

大行列のWOWPASSマシーンの横で暇そうなヒョンニム

 ソウル駅にはここにしかないWOW PASS端末でチャージとウォン両替。仁川空港で出来なかったのでここでやっておかないと…(このあとは中心市街から出てしまうので端末も両替所も出会えないはず)。しかしソウル駅コンコースはやたらとワゴン販売があるのだけど、外貨両替機の横で服売って売れるの…か?売れてまっかヒョンニム…(表情と態度見たら分かりますわなw)

なにげに初めてかもしれないソウル駅3階コンコース…

 ソウル駅3階コンコース、本来はKTX専用改札として用意したそうなのですが列車の改札システム変更(駅の改札を廃止し車内検札の欧州方式に)で意味のない存在となり、軍関係者用ロビーなどに使われている他はただの展望デッキ状態に。まあそれでもこういう場所を残しているのが韓国らしいし、結果的にゆとりのある空間の演出になっているという…

KTX専用改札になるはずだった場所から見るソウル駅ホーム群
程よい休憩施設として程よく使われていました

 ああ、我は帰ってきた、帰ってきたぞソウル駅!

(このあとのソウル駅放浪記は別途まとめました)

ソウル駅から出たあとはコチラにつづく


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