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7年ぶりの訪韓ドタバタ劇【1】いざ現地!

 新型コロナ禍や家庭の事情などで実に7年ぶりとなった国外渡航、出発前からドタバタと色々ありましたが何とか渡航と相成りました(飛び立つまでの諸々は下記の投稿に)

 いよいよ国外渡航「再デビュー」となるときがやってきて、はやる心…と言いたいところだけど意外と落ち着いたもので(まあコロナ禍が落ち着いた頃に一度「様子見」として関空に訪れていたこともありますが)2タミの素寒貧なロビーから保安検査を経て搭乗通路に行くまでは、なんかあんまり実感がなく…(制限エリア内のロビーが旧と変わり過ぎていて…あの肉うどん喰ったスナックコーナーもなくでっかいフードコートになってて…)

 しかし搭乗通路まで来てジェットエンジンの轟音と燃料の臭いをかいだら懐かしさが爆発、こうですこうです関空2タミは!そしてこのタラップ!ああご無沙汰してます桃屋さん!

タラップよじ登るのもひさしぶり…

 機内は相変わらず狭くて混雑、そりゃLCCだから当然。かなり遅れての搭乗だったので通路側席に乗客が居り、スンマセンねぇ…と詫びながら通路席へ。着座のネーチャンすごいアクロバティックな体勢で通してくれて周囲爆笑()ありがとう!

1500円で買った前方窓側席窓あり区画

 遅めの搭乗だったので着席したら間もなくドアクローズ、みんな見ないと言っている機内安全解説の実演をついつい見てしまい、そうこうしているうちにタキシング開始。関空2タミはタキシングが長いのですよね…とはいえ貨物機とかじろじろ見ながら結構楽しんでいるのですが。そして離陸順待ちはなく即座に離陸。大阪湾が遠くなってゆく…

離陸時の機体ビビりでピントが合わない…

 「本日は気流の関係で…」という半ば定番のアナウンスと共に雲の中へ入り、見たかった播磨灘は見えず残念。しょうがない座席ポケットのチラシ類でも見ようかね…ん?機内サービスに「フライトマップ」?ええやんかいさ飛行機と言えばフライトマップ、さっそくチェック…

 

 ほむほむ…あんまり拡大は出来ないのね…(意地悪なのでこのルートだと例の島やら海の名前を探してしまうのですが空港名しか表記がなく残念)とはいえ「今どこを飛んでるのか」が分かるのは、なんとなく、嬉しいのです(チョロいオッサンや)
 そうこうしていたら雲も消え鮮やかなブルーの世界。いよいよ韓国の上空!アンニョン、7年ぶりのご無沙汰です!(韓国は防衛上の観点で上空からの地表および空港内の写真撮影は名目上禁止ですが事実上解禁されてるのか今回は禁止放送が無かった)

成層圏ブルーとピーチカラーが鮮やか

 飛行機はかなり順調に飛行、仁川空港の着陸待ちも北からの風船飛来もなく(ちょっと期待してたのに…)ほぼ定刻で到着。ベルトサインが消えたら皆早々に通路に並びドアオープンを待つのですがナカナカ開かない…そうしているうちに「ドアオープンに時間を要している」との放送が入りカーテンまで引かれる始末。機内のクルーは慌てていないので地上側スタッフの作業遅延ですかね…

作業は見せません!的な…

 少々待てば特に騒ぎもなくドアが開き降機開始。あああ…仁川だ出迎えサインだ…って、なんかポップアップが()

 そんなこんなで7年ぶりの韓国の地、踏みしめながら進みます。早足で…

ムービングウォークは片側を開けてくれ~
はやく行かないと…
この先のことを知ってるから…

 LCCというか海外の航空会社は基本的に「沖の孤島」なコンコース発着。メインターミナルまでのシャトルトレインに乗らないといけないのですがこれがそんなに高頻度じゃないうえに混むので、とにかくシャトル乗り場までは急がないといけない…とくに他の便と到着が被っていたら大混雑&この先のイミグレも混むので…

今日も混雑シャトル列車
こんな御顔なのねん

 シャトル列車は積み残されず無事にメインターミナル(第一)に到着。イミグレは混んでるか…と思いきや韓国人が多く外国人レーンは見た目の威圧感をよそにスムーズに進み、あれよあれよという間に出られてしまい拍子抜け。

 えらくスムーズに入国出来て韓国アンニョン!いつもの記念ショットを…と思うも到着ロビーのコンビニがえらく商品が少ない小さな店か「セルフレジ」のみで、思うものを探して右往左往。そして「あ、そうだアレ発行しなきゃ…」とまた右往左往しながら空港鉄道の駅へ…

 発行しなきゃいけない「アレ」とは、WOWPASS。韓国発行のクレカ/チェックカード(デビットカード)しか使えない場面が非常に多い韓国に於いて頼もしい「韓国発行のデビットカードを外貨チャージもできる観光客用カード」で、これをアテにして両替していなかったのですが…

入手後のWOWPASS

 完全に私のリサーチミス。WOWPASSの発行機は仁川空港に於いては「空港鉄道の直通列車専用改札内」のみの設置かつ「現金取り扱い無し(ウォン/外貨とも)」という地獄仕様だったことが判明…。アイゴ…
 たまたまゲンナマは7年前の訪韓両替金の残りが6千ウォンほどあったのですが空港鉄道直通列車の運賃には足りず、大丈夫かな…と思いながら券売機に日本発行カードを突っ込んだら決済してくれて一安心(そりゃ国際空港のターミナル駅ですしね)。そういや出発時間確認してなかったわ…と見てみたら30分ほど余裕があったので空港ターミナルまで戻って現金可能コンビニでまた別のブツを調達。そしていそいそと空港鉄道の改札を通り、WOWPASS発行機の行列にソワソワしながら何とか発券し、直通列車の車内へ。

ええ、やることはひとつ!

 ああ、ビールのカスだ…(他意なし)、ああ泥の海だ…これが「仁川イン/アウト勢」の韓国だよ…

仁川の辺りは干潟エリアで干満差が大きいので引き潮のときは一面の泥の海

 いやはや、仁川イン/アウト勢はほとんどの人が列車かバスもしくはタクシーからこの景色を見てるんじゃないでしょうか。仁川の干潟は、韓国の入口。そうこうしているうちにほろ酔いになりつつソウル駅に到着。

 ああ、空港鉄道の駅を出てソウル駅コンコースまでのこの長いエスカレータよ…あああ…

つづきはコチラに


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