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大阪の真っ黒イカ墨カレー!船場カリーを手軽に難波や北浜で

グルメの街として知られる大阪で数年前から知名度をグングン上昇させているのがスパイスカレーと言われるカレー群ですが、その対極と言える存在の欧風カレーは、もっと古い時代から数多く存在しています。

そんな大阪の欧風カレー界隈の中で特に有名な存在なのが船場カリー。本店があるのは本町の船場なのですが、実はほかにも支店が数店舗存在、フラリと立ち寄りやすいお店を紹介します。


船場カリー北浜店


まず1軒目の船場カリーが北浜店。水都大阪を象徴する街である北浜にあるということで大川沿いの水都散歩や中ノ島のバラ園散策の際のランチにピッタリ。

そんな船場カリーの北浜店があるのは京阪電車の北浜駅をおりてすぐ。電車を降りて地上に出て東へ歩いて2つめの角を南へ曲がるとお店があります。

こちらがお店の外観。船場カリーの本店だけを知っているという人からすると、ちょっとビックリすると思います。本店は雑居ビルの2階となっていますが、こちらは路面店で、かなり入りやすい雰囲気。

ただし北浜という場所は水都を代表する街であると同時に金融街でありビジネス街となっているので営業しているのは平日だけで、土日祝はお休みなので注意が必要です。

真っ黒なルーが特徴的な船場カリー

船場カリーで定番のメニューとなっているのが牛すじカリー。そこにネギのトッピングがオススメでお店の代名詞的な存在のメニューとなっています。

注文後、しばらくすると運ばれてくるのがこちら。船場カリーのカレールーの特徴といえば何といっても真っ黒なその色。

黒いカレーということで少々ビックリですが、とりえずいただきます。まず第1に感じるのは、まろやかな味わいでそのコクにはルーの色も深く関係しています。

黒さとコクの秘密はなんとイカスミ。独特の旨味があってパスタソースとしてもお馴染みのイカスミがルーにたっぷりと使用され、それが船場カリーの持つ魅力となっています。また今回はお肉には牛スジを選んでいるので牛スジの持つコクもプラスされ、非常に深い味わいのカレーとなっています。

そこにカレーのトッピングとしてはかなりユニークなネギをたっぷり乗せることで爽やかさをプラス。コクと爽やかさを行ったり来たりしつつ食べると、いつまでも食べていられる味のカレーとなっています。

【船場カリー北浜店 店舗情報】

住所:大阪府大阪市中央区北浜2-5-14
TEL:06-6208-2255
営業時間:11:00~14:30(L.O. 14:00) /17:00~21:00(L.O. 20:00)
定休日:土日祝
アクセス:北浜駅から西へ徒歩5分

なんばのショッピングモールにも船場カリー

このようにイカスミ入りの牛スジカレーの美味しい船場カリー。もう1軒、今度はさらに利用しやすいお店を紹介したいと思います。次に紹介するのは、船場カリー なんばCITY店。大阪でも有数の繁華街の難波にあるショッピングセンターである「なんばCITY」の中にあるお店となっています。

先ほどの北浜や本店である本町店はビジネスパーソン向けという側面も強く平日の営業が中心でしたが、こちらは商業施設の中なので、営業時間が長く定休日も施設準拠ということでグッと利用しやすくなっています。

鮮やかさが際立つ真っ黒いルーのイカ墨カレー

こちらのお店でも、もちろんオススメは牛すじネギカリー。カレーと言えば最近では色鮮やかなお店が増えましたが、個人的には黒いカレーにらっきょうの白と福神漬けの赤が加わった船場カリーの鮮やかさはトップクラスに好きな色合いとなっています。

もちろん食べて美味しいのが最大の魅力ですが、こういった支店ができるまでは、なかなか味わうハードルの高かった船場カリー。それが手軽に味わえるので大阪旅行の人にも大阪府内の人にもオススメで、何かと迷いがちなショッピングセンター内でのランチにもイチオシのお店となっています。

【船場カリー なんばCITY店 店舗情報】

住所:大阪府大阪市中央区難波5-1-60 なんばCITY 南館 1F
TEL:06-6599-8225
営業時間:11:00~22:00 (LO 21:30)
定休日:不定休(なんばCITYに準ずる)
アクセス:難波駅から徒歩5分


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