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UberEatsからRAMEN EXまでフードテックは追ってるだけで楽しい領域

#毎日UberEats有りですか というテーマ企画ですが、たまに利用するものの毎日利用するということは考えたことはなかったです。

質と量を比べると割高感が拭えない

配送料の月額定額制が始まったとはいえ、毎日利用すると食費に換算した時に割高になってしまうため、まだまだ毎日利用というには二の足を踏んでしまいます(1回の注文で1200円以上なこともありますし...)。

利用する時にも、時間がない場合や買い出しも片付けも億劫な場合が多く、毎日利用する良さやメリットが感じられないのが本音です(暇があればスーパーをウロウロしたい)。

外食の代替手段になりえていない

外食といっても以下の2つで利用形態が違うと思います。

A 家や職場の近くで外食
B 車や電車などの交通手段を利用した外食

個人的にはAはあまり頻度が減っておらず、Bの頻度はほぼ0になりました。Bは食べに行くこと自体が目的があるため、その行為そのものに意味があると思っています。

店に行って食べる体験と宅配業者を利用して食べる体験は、食べる行為としては同じですが体験としては全く別ものなので、外食の代替手段にはならないと感じています。

ちなみに自宅近くにやよい軒があるため、外食する場合には全く困らないのが実情です。やよい軒はごはんおかわり自由な上に、最近は出汁もかけ放題になったことで楽しみ方に幅が広がり無限の可能性を見出してきました

主旨がブレそうなので、やよい軒の話はここまでです。

一方で宅配利用できる店舗はどんどん増えていく

デリバリーサービスもUberEatsや出前館だけではなく、Chompyさまざまサービスが出ています(まだまだ利用できる地域は少ないですが)。

また、ちょうどマクドナルドが出前館を本格導入するなど店舗側も複数サービスを利用するなど拡大していっているようです。

現在飲食店がUberEatsを利用して配達する場合は35%の利用手数料を払っていると思います。これは一見高そうに見えますが、概ね人1人雇ったときの人件費よりちょっと多い程度になります。

飲食店側からすると人件費よりもちょっと高いコストを支払うことで、配達機能を持っていなかった自分の店の商品を提供できる手段が、まるまる1つ増えるような形になります。特自前で配達員を雇わなくて良く、配達のための設備・機材も持つ必要がないので、固定費を背負わずに済むところは大きいと思います。

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最近ちょっと感動したのは、二郎系のラーメンをUberEatsで頼むことができるようになっていたことです。しかも麺は生麺のまま宅配することのできるような選択もあり、家で二郎系ラーメンがさらに食べやすくなってきました(それが良いことかどうかは置いておいて)。

ラーメンの出前なんて昭和かと思いきや...

日経新聞を読んでいたら、フードテック業界のためにFood Tech Studio-Bites!が立ち上がったニュースが目に入りました。

日清食品や伊藤園、ニチレイなど誰もが知っている企業の他に大塚HDといった製薬大手も加わっていて、なんだかとても興味が湧く動きです。

で、この記事を見て思い出しましたが、5月頃に日清食品が始めたデリバリーサービス「RAMEN EX」というものがあります。

ラーメンのデリバリーなんて昭和の風景と感じてしまいますが、日清食品がデリバリー専用に新しく開発した麺とスープ、デリバリーにおけるラーメンの課題を一気に解決したという一品をぜひとも味わってみたいところです。

しかし、残念ながらサービスが開始した当初は住まいが対応外の地域だった(はず)ので利用していませんでした(今検索しても出てこないのでまだ対象外地域のかも)。

追っているだけでも楽しいFood Tech

日清食品のようにデリバリーのための製品開発という分野もこれから広がっていくと思います。特に日清食品が持つインスタント食品の技術であったり、(上記の企業には含まれてないですが)アマノが持つドライフーズの技術などはデリバリーと相性が良いと思います。

ニチレイもconomealという食嗜好分析システムを開発しています(アプリはまだ使用版ベータテスト中のもよう)。

食の嗜好がデータとしてわかるようになれば、デリバリーする際のサジェスチョンに有効活用できると思います。

食は生きていく上で必須の活動であり、また最も身近な文化でもあります。テクノロジーとの掛け合わせはほんとに見ていてワクワクしますし、これからどうなっていくのか楽しみな分野でもあります。

フードテックの話題は千差万別で見ていて飽きないので、これからも引き続き色々な記事を見ては未来を見ていこうかと思っています。

今回のテーマ企画のタグは #毎日UberEats有りですか ということでUberEatsからだいぶ離れてしまいましたが、面白い企画でした。



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