【読書メモ】ぼくらはSNSでものを買う
Kindle版が期間限定で0円だったので読んでみました。SNSでマーケティングに関する知識がアップデートできます。
5/31まで無料なようなのでぜひ。
ざっくりまとめ
・ポイントはUGC・ULSSAS・スモールストロングタイ
・UGCが増える->指名検索が増える->コンバージョン率が上がる->売上があがる
・SNS時代の購買プロセスは、ULSSAS(UGC、Like、Search(SNS)、Search2(検索エンジン)、Action、Spread)のループを回す
・リアルな関係に近いつながりをスモールストロングタイと言い、これによりチェーン状の拡散が起きやすい
・コンテンツマーケティングは、潜在顧客へのアプローチが可能になる
・メディアの質と量の定義、は明確に要素分解する
・先に部分最適で考えず、商品やサービスを中心にして全体最適を目指す
感想・メモ
SNSでモノが売れるというより、SNSでモノを買う意思決定をするというイメージになった。SNS自体の利用者数は増加(1人で複数サービス使う場合もある)しているので、市場自体は大きい(はず)。
企業アカウントは、あくまでUGC(User Generated Contents)につなげるための施策を実行した方が良い。UGCの方が信頼されやすく、企業広告よりも拡散されやすい(自分が知っている人が発信しているため)。指名検索はリスティング広告による競争に巻き込まれないところも良い点。SNSマーケティングにおいてUGCが鍵になっている。
ULSSASの起点がUGCになっているのが特徴的(情報収集の手段が集約されている)。最後のSpread(Shareではないところが肝)はやらない人も結構いるのではと思った。
ULSSASのプロセスを回すために、質の良いフォロワー(リツイートされるやすい人とリツイートしてくれる人)を獲得する、UGCを発生させる施策が必要にいある。拡散=発散ではなく、チェーン状につながって情報が広がっていくイメージをする。
コンテンツマーケティングにおいては、仮説検証を繰り返す上でどのような数字を指標にするのかを固めておく。
99%の情報が伝わらない中で、伝わる1%になるには小手先の施策ではダメ。
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