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スーファミ世代から見たJRPG史

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プレイしたことのあるRPGタイトルについて、SFC世代から見た発売当時の視点をもとにとらえています。
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記事一覧

スーファミ世代から見たJRPG史(第4回:MOTHER編)

スーファミ世代から見たJRPG史、今回はMOTHERシリーズをお届けしたいと思います。シリーズとしては全3作。オリジナル版もGBAのリメイク版『MOTHER1+2』も僕はプレイしています。しかしリアルタイムにプレイしているオリジナル版は3のみです。 MOTHER3のサウンドトラック『MOTHER3+』付属の携帯ストラップ MOTHER (1989) 80年代後半、芸能人の名を冠したファミコンゲームがカンブリア大爆発のように現れた時期がありました。『たけしの挑戦状』(19

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スーファミ世代から見たJRPG史(第3回:ブレイブリーシリーズ編)

まえがきスーファミ世代から見たJRPG史、今回はブレイブリーシリーズについて書きたいと思います。 とはいえ、狭義のブレイブリーシリーズは家庭用ゲーム機では3作しか出ていないため、主要スタッフが共通の前後作、つまり光の4戦士とオクトパストラベラーについても書きたいと思います。僕は、オクトパストラベラー以外は発売と同時にプレイしています。オクトラは2020年にクリアしました。 光の4戦士 ファイナルファンタジー外伝 (2009) 現在ではほぼ埋もれかけているこの作品を語るた

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スーファミ世代から見たJRPG史(第2回:ファイナルファンタジー編)

まえがきスーファミ世代から見たJRPG史、前回のドラゴンクエスト編に続き、今回はファイナルファンタジー編をお送りしたいと思います。 僕は80年代前半生まれで、FC末期〜SFC世代と言えます。いまでこそ、ドラゴンクエストと肩を並べる存在となったファイナルファンタジーシリーズですが、ファミコン時代はどうだったんでしょうね。 少なくとも僕の周りの同世代では、FF5が出るあたりまで、FFシリーズはあまり認知されていなかったように思います。FF3が100万本以上売れているので、世の

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スーファミ世代から見たJRPG史(第1回:ドラゴンクエスト編)

まえがき3月ごろから始まったステイホーム期間中にはたくさんのゲームを遊びました。RPG(アクションRPGなども含む)に限っても ・『ドラゴンクエスト11S』(Switch) ・『ゼルダの伝説 Breath of the Wild』(Switch) ・『オクトパストラベラー』(Steam) をプレイし、ここ2〜3年の積みゲーはかなり消化されました。 そこで、果たして自分はどれくらいの数のゲームタイトルを遊んでいるのだろうとふと思い、プレイ済みのRPGを棚卸しする目的も兼ねて、

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