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旅行記

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日本各地に出かけた記録をまとめていきます。
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記事一覧

ここに住みたい。石川県立図書館

2022年7月、石川県金沢市小立野に新しい石川県立図書館がオープンしました。 日本一美しいと謳われる話題の図書館を2022年12月に訪れました。 元金沢大学工学部の跡地ということで無縁ではない感覚があります。 まず入り口にはカフェ。 いつか時間があるときゆっくり立ち寄りたい。 エントランスには陶器のオブジェ。 そして館内に入ると、圧巻の風景が待っていました。 階段状に本棚が配置された円形の大空間。 迷わないためと思われる方角が天井から掲げられています。 広すぎ

信州から北陸への旅景色 #呑みながら書きました

私はいつでも遠くに行きたい。 その筆頭ともいえる北陸への車旅を呑みながらストリートビューでまとめます。べんりー。 まずは上信越自動車道。 信州から出るときに立ち寄ることの多い小布施PA。 お土産を買ったり、最初で最後の休憩になるかもしれないというつもりで食事を取ったりします。 準備万端で元気なら寄らずに行きます。 山間を抜けながら北へと進むと、信州の北の端に位置する信濃町。 このあたりは天気が良ければチラチラと見える黒姫山が見事。 ただ美しいだけではなく妖艶な不気味

東京九段下のしょうけい館に行きました

日暮えむさんが連載している「語り部Sさんの話」。 その語り部Sさん、こと、さるわたりさんとTwitterで繋がったことをきっかけに、東京にあるしょうけい館に興味を持ちました。 以前えむさんも紹介されていたのですが、当時はまだ自分が行くことになるとも思わず、今回改めて場所を調べてみたら九段下。 1月にちょうど東京に行く予定があって、九段下なら徒歩圏内です。予定に組み込めます。 遠方に行くとき、動かせないメインイベントを中心にして、その前後の余白時間で行動できる範囲内で予定を埋

旅の定義

私は一人行動が割と多くて、その行動の名前をどう付けるか迷うときがある。遠出なのか、旅なのか、お出かけなのか、冒険なのか。 泊まりがけで出かければ旅かな。 じゃあ勢いで電車に飛び乗って行った東京は、旅とは言えない。半日くらいで帰ったからお出かけかな。 泊まりではあっても、目的があってその目的が休暇のリフレッシュではない用事の場合は、旅ではない? とはいえ日常を離れた遠出自体が私にはリフレッシュだから、旅になるのかも。そうすると、出張も旅だし帰省も旅になる。 見たことの

フォトフォルダを青色に染める存在 #呑みながら書きました

こんばんは! 今夜はスバルと乾杯しようとおもっていたんですが、いま駐車場にいるのはこの方。 ラパンさん。 これはこれでかわいいんですが、私のスバルはタイヤ交換と12ヶ月点検のためお泊まりなんです。 今ごろ寂しくって泣いてるんじゃないかな。 って思われているんだろうな。ぐすっ(泣いてる) 12ヶ月点検、つまりスバル納車の4月初旬がこれで2回巡りました。 今夜は呑みながらカメラフォルダにいるスバルを眺めて過ごそうかと思います。 お供はこちら。 誕生日祝いでもらった

2022年の初遠出は、身延山で迎えた初日の出

2022年の年越しは例年通り。 紅白を見ながらのすき焼き、年越しそば、ジャニーズカウントダウン。 例年と大きく違うのは、アルコール類を一滴も飲んでいないこと。 遠方の知人たちと電話やLINE、SNSなどで新年最初の挨拶を一通り交わしてから、支度を整えて外に出ました。 うっすらと積雪のある駐車場。 スバルの2022年初走り。 これから、初日の出を拝みに富士山の見える場所まで出発します! 信州から山梨までは山を越える峠道なので、道中も積雪。深夜のため気温も下がり続けます

京都経由の大阪旅

2021年10月末、京都経由で大阪に行きました。 現地での駐車場の確保が難しいことから、公共交通機関を利用しての移動です。 滞在場所が大阪の中心地から離れた場所にあって京都駅の方がアクセスが良いため、行きは京都駅まで夜行バス。 金曜日の仕事を定時で終わらせてから帰って荷物をまとめて軽く夕食を済ませて、夜出発しました。 バスが出るまでの待ち時間は、車の中で小説書き。 iPadの折り畳みカバーがうまい具合にハンドルにはまって、これは"書け"という天の啓示に違いない(笑)。

からほりさろんとキナリ堂とサインと車

10月末、世の中が少しずつ落ち着いて遠方の行き来にも寛容になってきたと感じた頃、久々に関西へと向かいました。 行き先は大阪、空堀商店街。 岸田奈美さんご本人に会える貴重な機会。抑えに抑えてきた遠出願望を勢いに変えて、購入本『もうあかんわ日記』を携えて出かけてきました。 大阪メトロ谷町線の谷町六丁目駅を降りて、大通りを行くと、見えました。空堀商店街の入り口。 商店が軒を連ねる長い長いアーケード街を歩いていきます。 全体にゆるやかな下り坂で、いつの間にかアーケードの屋根

高速道路から立ち寄れる名所、親不知ピアパーク

新潟県糸魚川市にある「親不知(おやしらず)」。 古くから地形的な難所として知られていて、その往来の険しさが珍しい地名の由来にもなっています。 大きく海側にせり出したルートを取る北陸自動車道を走るときはいつも、ダイナミックな日本海が眺められる楽しみな場所です。 ここ親不知ピアパークは一般道を経由して入る道の駅ですが、すぐ近くの親不知インターチェンジから降りて立ち寄っても高速料金が据え置きとなる一時退出の対象となっているので、高速道路の休憩ポイントとして利用することが可能です

山崎蒸溜所で味わったウイスキーの味と歴史

これは2019年11月の旅行記です。 ウイスキー好きの聖地、サントリー山崎蒸溜所に行きました。 最寄り駅は京都府の山崎駅ですが、サントリー山崎蒸溜所の所在地は大阪府になります。 ※2021年6月現在は臨時休業中のようです。 駅から徒歩で10分程度、踏切越しにサントリーの建物と、特徴的な蒸留釜(ポットスチル)が見えます。 ウイスキーラベルにも使われている「山崎」の文字。 二代目社長の佐治敬三氏の筆ですが、実は山崎の「崎」の右側は「奇」ではなく「寿」なんです。ウイス

鳥の楽園とむしゃとたね

鳥はお好きでしょうか。 私、大好きなんです。 あの不思議な体の構造、優雅な飛行、凛々しい表情、シルエット、すべてが魅力的で、憧れで、ずっと眺めていられます。 小鳥を飼いたいという夢はあるのだけど、日中や休日に不在することが多い生活なので一緒にいてあげられず、お世話しきれなかったり留守で寂しい思いをさせるのが可哀想で、今は遠くから眺めるだけで満足するようにしています。 鳥関連アカウントだけを集めたTwitterアカウントを別に作って、朝昼晩といいねを押すのが日課。 孵化シーン

サッカーのために磐田を歩いた、やや無謀な18歳の旅

スポーツについて何か書くとして、私が真っ先に思いつくのは静岡県磐田市に本拠地を置くサッカーチーム、ジュビロ磐田。 そして中山雅史選手のことになる。 サッカーは中山雅史選手との出会い私がサッカーに興味を持ったのは、高校時代。 仲の良い同級生の影響で、休み時間にサッカー雑誌を読んでいるうちに夢中になった。今やキングカズの名で知られる三浦知良選手をはじめJリーグ黎明期の超スター選手が並ぶ中で、私の心を掴んだのは中山雅史選手だった。 パワフルなプレイ、少し甲高い声、コミカルな人柄

長野から静岡まで、まっすぐ日本横断の旅

暖かくなって雪の心配がなくなると、どうしても遠出欲がうずいて止まらなくなってしまいます。 長距離移動は厳しい状況の中、状況と体調に万全の配慮をしつつ、以前から気になっていたルートを車で走ってくる計画を立てました。 この投稿は2021年4月中旬の記録です。移動の前後2週間以上、県境を越える往来はしていません。自家用車での単身移動を基本とし、人との接触と密をできるだけ避けてマスクと消毒など感染予防に努めています。身近な接触者の中に体調不良者や感染発症者はありません。 この道を

スバルに乗りたいと君が言うから

冬晴れ、という言葉があるかどうかは知らないけれど、雪の残る真冬の晴天は信州の魅力の一つだと自信を持って言える。 放射冷却といって晴天時は地表の空気が逃げるから冷え込みも厳しく、雪景色にキラキラと反射する太陽の光は美しさとともに残酷さも伴って、それはもう最高に輝く。 期限が1月末までのイタリアンレストランのクーポン券を口実に、食事に誘った彼女とのドライブデート。 愛車を溺愛しているその友人は車内泊セットも常備するほどの弾丸系遠出好きで、「どうせならあそこにもここにも行って」