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2022年の初遠出は、身延山で迎えた初日の出

2022年の年越しは例年通り。
紅白を見ながらのすき焼き、年越しそば、ジャニーズカウントダウン。

例年と大きく違うのは、アルコール類を一滴も飲んでいないこと。

遠方の知人たちと電話やLINE、SNSなどで新年最初の挨拶を一通り交わしてから、支度を整えて外に出ました。

うっすらと積雪のある駐車場。

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スバルの2022年初走り。
これから、初日の出を拝みに富士山の見える場所まで出発します!

信州から山梨までは山を越える峠道なので、道中も積雪。深夜のため気温も下がり続けます。

無理しないよう、こまめに休憩をはさみながら進みます。

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ちなみにコンビニなど防犯カメラのある駐車場に立ち寄るのは自分なりの遠出ハック。
予定や行き先を誰にも言わずに単独で出かけることが多いので、もし道中で万一のことがあった場合に自分の足取りが記録に残るようにするためです。
もちろん相手のある場合はちゃんとスケジュール共有します。

この道中での最低気温はマイナス14度までいきました。
途中ブリザードにも遭い、チェーンを巻くため路肩に停まる車や側溝にタイヤを落として警察に救助されている車もたびたび目撃しました。

時間には余裕を持たせていたので焦らず無事に山梨県入り。
県境を越えて清里高原を過ぎ、しばらく走るとみるみる雪がなくなっていきました。山の南側は元々積もっていなかったみたいです。

順調に行程を進んで午前4時半頃、目的地に到着。

富士山が見えるスポットとして知られる、身延山へとやってきました。
元旦は山頂で初日の出を拝む人のため朝5時からロープウェイが営業開始しています。

駐車場で仮眠を取り、5時前にロープウェイ乗り場へと移動しました。

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続々と人が集まってきます。

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紅白の幕が掲げられてライトアップされた階段を登っていきます。

ロープウェイのチケットを購入してから、乗り場へ向かう列に並びます。

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この時点で5時を回りました。
人が徐々に動き始めています。

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入場のとき、チケット確認と合わせて使い捨てカイロのサービス。
氷点下の山に行くので全身防寒装備ですが、冷える指先を温めるためにカイロはとても助かりました。

通路の途中には、かの有名なキャンプアニメ『ゆるキャン△』の案内看板。

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この身延山で迎える初日の出はまさにアニメに登場したので、聖地としてとても有名です。

自分も予習としてアニメ視聴してきました。

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名物の「くし切りだんご」。

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串の手持ち側の先をハサミでちょんを切ってから手渡してもらいます。
美味しくいただきました。

空腹を満たせて寒さも和らぎ、いよいよ初日の出を待ちます。

◆5:30
売店の2階にある休憩所が開いたので、窓際の席でスタンバイ。

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このとおり、まだ真っ暗。
月が出ているのが見えます。

◆5:54
山の境界線がうっすらと明るく浮かび上がってきました。

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窓ガラス越しなので店内の明かりが一部写りこんでしまっています。
右手側にある展望台でも日の出を待つ人たちの姿が見えます。

◆6:30
徐々に空の明るさが増して、富士山のシルエットがくっきり見え始めました。

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遠くに雲が少し見えますが、全体的に晴れていて初日の出を拝むことができそうです。

空に焦点を当てると逆光で真っ暗に見える山も、眼下は光が増えて明るく見渡せるようになってきています。

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山間を蛇行する富士川の姿もダイナミックです。

同じころ、店内で流れているテレビからはヘリコプターで見る初日の出の中継が放映されていて、一足早く朝日が確認できました。

◆7:00
いよいよです。

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2022年、あけましておめでとうございます!
良い一年でありますように!

一生でいつかの夢だった富士山が見える場所での初日の出、絶好のポジションから迎えることができました。

店内はこのような感じです。

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皆で今年一年の幸福を祈る場所になりました。

外に出て直に朝日を浴びます。

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富士山も美しい。

反対側を見れば、木々の間から朝日を受ける南アルプスがこれまた美しい姿を見せてくれました。

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すごい場所に立っているという実感。

山頂にはいくつかの寺社仏閣があるので、それらを巡る方たちの姿も見られました。

このあと下りのロープウェイが混み始めます。
休憩所で一休みしてからと思っていたら、その間にもロープウェイ待ちの行列がどんどん長くなり、あわてて後に付きました。

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駐車場料金にも影響するので早めに下るなら早めの行動が良さそうです。

上りでは真っ暗だった周囲の風景がよく見えます。

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富士山が山に隠れる前に撮影。

ロープウェイを降りました。
周囲は新年の装いです。

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駐車場に戻ります。

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奥に見えるのは、高低差のある久遠寺まで上がるエスカレーターです。

このあと山梨県内に住む知人一家のお宅に挨拶のため立ち寄ったのですが、街中を走るとき開けた場所から富士山の姿が何度も見えて、日常的に富士山が見える場所って素敵だなぁって思いました。
自宅に居ながら富士山と日の出のコラボが見られるんですよね。

そして帰路。途中眠くなったら後部座席に用意した布団に包まって仮眠を取りつつ、積雪の残る長野に戻りました。

天気の良い元旦、富士山に負けないくらい美しい信州の山々。

こちらは今年初の長距離走行を終えたスバルのボディ。

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汚れがひどい!

雪道ってむちゃくちゃ汚れるんですよ。
この後、初洗車となりました。

大切に乗るから、今年も一緒に無事な長旅を送れますように。


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