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ここに住みたい。石川県立図書館

2022年7月、石川県金沢市小立野に新しい石川県立図書館がオープンしました。
日本一美しいと謳われる話題の図書館を2022年12月に訪れました。

駐車場からの外観

元金沢大学工学部の跡地ということで無縁ではない感覚があります。

まず入り口にはカフェ。

能登ミルク、気になる

いつか時間があるときゆっくり立ち寄りたい。

エントランスには陶器のオブジェ。

『花鳥風月・能登2022』

そして館内に入ると、圧巻の風景が待っていました。

階段状に本棚が配置された円形の大空間。

迷わないためと思われる方角が天井から掲げられています。

広すぎる空間と景色に圧倒されます。

どの位置から眺めても絵になりすぎて、何度もぐるぐると回ってしまいます。
他の利用者の顔が映らないようにするなど配慮すれば館内の撮影OKなところも寛容で素晴らしい。会話もOKですが、騒がしく感じることは一切ありませんでした。

企画展エリアでは『文豪とアルケミスト』とのコラボ展示が行われていました。

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どこを見ても贅沢な空間です。

ホールの中央を横切る渡り廊下

座席が豊富で充実しているのも印象的でした。

こんな環境で勉強できたら通う

様々なソファ席。オープンにくつろいだり少しプライベートに仕切られていたりでどこも快適そう。
居眠りしている人もいました(笑)。

円形が特徴的な館内ですが、直線で整列したエリアもあります。

巨大な円形のメインエリアにばかり目が行きがちですが、落ち着いた図書館らしい空間も各所にあります。いろんなテーマに沿って設計されていて、一日では探検しきれないくらい規模の大きい充実した図書館です。

個人的に最も好きなのは、メインホールの一番最上部にある回廊式閲覧空間。
外側をぐるりと一周する絨毯敷きの通路沿いに、隠れ家のようにぽつんと点在するデスク。

ここに住みたい。

天井に近い最上部から全体を見渡す

閉館ギリギリまで作業をして過ごしました。

こんな素敵で自由な図書館が身近にあったらどんなに幸せだろうと思わざるを得ない、石川県立図書館でした。
また行きます。

石川県立図書館

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