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やっぱり翻訳か。

テクニックという言い方が、
こんがらがる原因なんだろうな。

テクニックって日本語では技術です。
もちろんアレクサンダーさんが開発発展させた
技術なのは間違いないのですが、
日本語で技術というと、
何かするときに使うものという印象がありませんか。


この時にはこうやってやります。
この時にはああやって。などなど。

こうすると最近言っている
キョロキョロすることにまっしぐらです。


でも、板前さんが修行する。
これって何を学んでいるんでしょうか。

一問一答を限りなく詰め込んでいるんでしょうか。

師匠が弟子に免許皆伝を出すとき、
そんな基準で出しているのでしょうか。

違いますよね。
師匠が大師匠から教わったことの
本質をとらえた時がその時です。

免許皆伝をもらった元弟子は
自分でいろいろな問題に答えを出せる人なはずです。
その答えは元弟子ごとに違うかもしれません。
それが流派になっていくんでしょう。


いやいや、アレクサンダーの教師になるわけじゃ無いんだし、
免許皆伝って言われても。。。

板前さんでなくても、家で料理を作る時、
いつもレシピを検索して、
あれこれ材料を揃え、切り方、火加減、調味料の分量など
全てを調べて作る。
これって料理ができると言えなくも無いですが、
基本が全く無いので、
別の料理だとまた一から調べ直しです。

道具の扱い方、
材料の切り方の意味、
調味料の意味、
火加減の意味、
などなどを経験してわかっていくことで、
料理が上手くなっていきます。

これが料理の技術です。

ぜひ、こういった技術とアレクサンダーテクニークを
つなげて考えてみてください。


私たち自身を使う技術が
アレクサンダーテクニックです。

刺激に反応する仕方。
機能をが向上する仕方。
建設的意識的コントロールの仕方。
などなど。

言葉にすると小難しく感じますが、
やってみると、できるできないは関係なく、
言っていることは簡単だということがわかってもらえるはずです。


ぜひレッスンで!

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