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9月はこんな本が出ました!

JASPで今すぐはじめる統計解析入門 心理・教育・看護・社会系のために

JASPで今すぐはじめる統計解析入門 心理・教育・看護・社会系のために
 清水優菜/山本光・著
 160頁・B5判・定価3080円(税込)
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高性能な無料統計ソフトJASPを使ってみよう!
豊富なカラー画像で操作手順を丁寧に解説したので、初心者でもサクサク解析できる! 理論のポイントをおさえているので、統計の基礎が身につく。
授業・研究・仕事に使える解析ができる、結果の書き方もわかる!
JASPは日本語での使用も可能になったので、英語が苦手な人も大丈夫!


[ステップアップ心理学シリーズ]
発達心理学 こころの展開とその支援

[ステップアップ心理学シリーズ]
発達心理学 こころの展開とその支援

 相馬花恵/板口典弘・編著
 256頁・A5判・定価2640円(税込)
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豊富なカラーイラストで理論と支援をやさしく解説!
発達心理学の理論と支援がわかる入門書。心理学の知識がなくても、豊富なカラーイラストとステップアップ形式の解説で、すらすら楽しく読めます。
基礎はもちろん、最新知見もたっぷり紹介。公認心理師カリキュラム準拠。


あとがき——「正岡子規と秋」

暑さが厳しかった夏も過ぎて、秋らしい澄んだ青空が広がる日が増えてきました。そんな秋の空を見て、『秋の空 凌雲閣に 人見ゆる』と詠んだのは明治の俳人正岡子規でした。

「凌雲閣(りょううんかく)」とは、明治時代に浅草に建てられた、眺望用の12階建ての高層建築物です。東京中を見渡すことができたため、観光名所として人気を博していました。正岡子規も、秋の空と凌雲閣に「映え」を感じていたのかもしれません。

しかし、凌雲閣は大正12年9月1日に発生した関東大震災によって崩壊し、再建も叶わず取り壊されてしまいます。毎年9月が「防災月間」と定められているのは、この関東大震災の教訓を風化させないためだといわれています。爽やかな秋の空を眺めながらも、災害には気を引き締めていたいものです。

余談ですが、正岡子規が亡くなったのは9月19日。この日は、正岡子規を偲んで「子規忌」の名前でよく知られています。そんな正岡子規が詠んだ秋の句を、最後にもうひとつ紹介します。

『絶頂や 頭の上に 秋の空』

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