習慣化ファースト・効果セカンド【セルフケア論#4】
今回は、
「”効果”を求める前に、淡々と”習慣化”をしたほうが、不調は解消しやすいよ」
という話をします。
現代人の多くは、肩こりや腰痛といった”不調”に悩まされています。
そして、それらの悩みを解決するための”情報”も溢れています。
例えば、
「〇〇をするだけで腰痛が解消する」
「たったの1分で肩こりが解消する」
などなど。
ただ、多くの方は不調を解消できていないようです。
だからこそ、毎月代わる代わる、健康本が出版されるし、テレビをつければ健康情報が流れているし、ネットを開いても健康情報が流れている。
なぜでしょう?
なぜ、これだけ多くの健康情報が溢れているのに、不調が後を絶たないのか?
健康情報が眉唾もので、効果がないから?
それもあるかもしれません。
ただ、個人的には、それ以上に、
「健康情報を実践する人間が、継続しないから」だと思うのです。
つまり、
「多くの健康情報には、効果がある」
⬇︎
「だけど、継続しないから、効果が現れない」
⬇︎
「効果が現れる前に、辞めてしまう」
ということ。
僕はよくあります。
「本で読んだ腰痛解消法(筋トレ・ストレッチとか)を、やったけど」⬇︎
「ちょっとやっても、効果を感じられなかったから、すぐにやめちゃった」
ということが。
(そもそも、実践しないことも多いですが。苦笑)
だから、僕はやり方を変えました。
効果を求める前に、とにかく習慣化する。
「体を柔らかくしよう!」とか考えずに、淡々とストレッチをする。
「筋肉をつけよう!」とか考えずに、淡々と筋トレをする。
最初はあまり、効果を感じられません。
でも気づくと、前よりも股関節が開くようになったり、前よりも長時間座ってても腰痛にならなくなってる。
効果を求めて→習慣化するのではなく、
習慣化すると→効果が現れる、という順番ですね。
つまり、「習慣化ファースト・効果セカンド」的な考え方です。
人は効果をすぐに欲しがります。
当たり前ですよね。
効果を得るために、面倒なストレッチをしたり、ツラい筋トレをするんだから。
でも、僕の個人的な経験上、最初から効果を求めすぎると、ストレッチや筋トレなどは長続きしません。
なぜなら、ストレッチや筋トレをしてから、効果が現れるまでには、タイムラグがあるから。
「ブレイクスルー曲線」と同じですね。
”努力量”と”成長率”は比例しない。一定の努力を続けていれば、あるタイミングで爆発的に成長したことを感じられる。
同じように、淡々とストレッチをしていれば、あるタイミングで、不調が解消したことを感じられる▽
だから、時間とか効果を考えずに、淡々と実践する。
「肩こり解消ストレッチで、肩こりを解消しよう」
と思ったら、とにかく毎日ストレッチを続けてみる。
「腰痛解消プランクで、腰痛を解消しよう」
と思ったら、とにかく定期的にプランクを続けてみる。
毎日、淡々と続ける。
「効果があるのかな?」とか考えずに、毎日、淡々と続ける。
どれくらいで効果が出るかは、正直、誰にもわかりません。
1回で効果を感じられる人もいれば、
1週間続けても、効果を実感できない人もいるかもしれません。
(この辺は、感覚の違いもありますね。変化があっても、実感できない人もいます)
でも、ストレッチを毎日続ければ、必ず体は柔らかくなるし、
筋トレを定期的に続ければ、必ず筋肉は強くなります。
必ず、です。
だから、諦めずに続けてほしいです。
リリトレに限らず、多くの不調解消法には、ちゃんと効果があるから。
ストレッチでも、ヨガでも、マッサージでも、筋トレでも、ラジオ体操でも、なんでも。
効果を考えずに、淡々と習慣化できれば、効果は必ず後からついてきます。
あなたの不調が解消しますように。
サポート!ありがとうございます☺︎