整体=外食はほどほどに【セルフケア論#14】
セルフケア=自分で身体のケアをすることは、自炊をすることとよく似ています。
自分が今食べたいものを、自分で考えて、自分で作って、自分で食べるように、
カラダが欲しているケアを、自分で考えて、自分でケアする。
多くの場合、自炊よりも外食の方が美味しいように、
多くの場合、セルフケアよりも整体やマッサージを受けた方がカラダは満足するでしょう。
外食ならプロにしか作れない美味しい料理を食べれるように、
整体ならプロにしかケアできない部分までケアしてもらえるからです。
ただ、外食ばかりだとカラダに悪いように、整体ばかり行くのもあまりカラダに良くありません。
基本的に、外食では一発で「美味しい!」と感じられるように、少し味が濃いめに作られているそうです。
(もちろん、そのお店にも寄りますし、あくまで聞いた話ですが)
整体も同じように、短時間で「楽になった!」と感じられるように、手技により短時間で大きな変化を起こします。
そして、味が濃いめの料理を食べるように、短時間で大きな変化を起こすのは、ほどほどにしたほうがいいと思うのです。
身体には本来、「自然治癒力」というものが備わっています。
「自分で治そう!」という力ですね。
それなのに、外からアプローチして、外から良くしてばかりでは、自然治癒力が弱まります。
だって、カラダが何もしなくても良くなるなら、そりゃ何もしなくなります。
外から身体を温めすぎて、逆に冷え性がひどくなるのと同じですね。
ただ、この辺のさじ加減は難しいです。
本当に身体が冷え冷えだったら、外から温めたほうがいいし、
本当に身体がガチガチだったら、外から緩めたほうがいいし、
本当に身体がグチャグチャに歪んでたら、外から整えたほうがいいし、
本当にお腹が空いていたら、外食でも食べたほうがいいです。
本当に体が弱っている時は、自然治癒力も発揮できません。
だから、外から緩めて、整えることで、自然治癒力を発揮できるラインまで持っていってあげるのはOK。
でも、「外からの力」にばかりに頼っていると、「内からの力」が弱まるから、ほどほどにね、という話。
外から温めてばかりだと、内からは温めなくなるし、
外から緩めてばかりだと、内から緩まなくなるし、
外から整えてばかりだと、内から整わなくなるし、
外食ばかりしていると、お腹が空きやすくなります。
だから、基本的には、自分で緩める、自分で体を動かすこと。
あまり難しく考えなくても大丈夫。
自分が硬い部位を感じて、緩めてあげる。
自分が苦手な動きをする。大きく動く。
そうすれば、自然と身体の歪みは整うし、そんなに刺激しなくても筋肉は緩みます。
もちろん、自分で抱え込みすぎなくても、大丈夫。
整体に行った時、ヨガに行った時、ジムに行った時。
プロ目線で、「どこが硬いか?」「どの動きが苦手か?」「どのように歪んでいるか?」を見てもらう。
そうして教えてもらったことを参考に、自分で緩めたり、動かしたりする。
プロに頼るのは全然OK。
でも自分でも、ちゃんとカラダのケアをしてあげてください。
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カラダは一生のパートナーです。
親や旦那さんや子供や友人や仕事や趣味とは別れることはあっても、カラダとは一生の付き合いです。
そんなパートナーのことを、すべて人任せにするのは、少し悲しいことだと思うのです。
完璧じゃなくてもいいし、人に聞いてもいい。
でも、主体はあくまで、あなた自身。
あなたがちゃんとカラダと向き合えば、カラダはちゃんと答えてくれます。
痛みや不調はカラダの声。
セルフケアはカラダと向き合う時間。
少しでもいいので、カラダと向き合う時間を作ってあげてください。
サポート!ありがとうございます☺︎