加藤和仁 アンガーマネジメント専門家|心理療法士

【愛知県岡崎市】| 愛知|岐阜|三重|静岡| 日本アンガーマネジメント協会認定ファシリ…

加藤和仁 アンガーマネジメント専門家|心理療法士

【愛知県岡崎市】| 愛知|岐阜|三重|静岡| 日本アンガーマネジメント協会認定ファシリテーター|米国ナショナルアンガーマネジメント協会認定スペシャリストⅠ| JADP上級心理カウンセラー

最近の記事

婚活イライラ

婚活にイライラはつきもの 先が見えない「不安」 相談所への「不満」 周りへの「妬み」 自分への「責め」 一次感情が鬱積して怒りの感情を生み出す要素が満タン。 こんな時はついつい怒りの感情が言動に出てしまいます。 そのイラだちは周りには見抜かれてしまうもの。ご縁も遠のいてしまいかねませんね。 こういう時こそアンガーマネジメントを身につけてご縁さがしを続けて欲しいです。

    • 言葉にできない

      感情コントロールが苦手な人に多いのが気持ちを言葉にできないことです。 それで相手に誤解されてしまう。 とはいえ「自分の気持ちをうまく言葉にできない」経験は誰にでもあります。 理由は2つ。 自分の感情に無頓着かもしくは語彙力がない。 自分の感情に無頓着な人は怒りを怒りとして認知していないから自分の感情を言葉に出来ません。 他人の感情を優先して、自分の感情を粗末にしてしまう人です。 次に、自分の感情を表現する語彙力がない人は、自分が、腹立っていても、哀しくっても、寂しくっ

      • 親心

        我が子の発達障害で悩む親御さんが周りからよく言われるであろう、 発達障害は個性だよ。気にすることないない。 と言われても、なかなか受けいれることができないのが親心でしょう。 文科省によれば発達障がいのある子は1クラスに約8.8%。、つまり25人ほどのクラスに1〜2人の割合で在籍していることになります。 左利きは9.5% AB型は約10% それと同じ割合だからと言われても、左利きやAB型は多少の不便はあってもそれによって生きづらさにつながることはあまりありません。

        • そうだったのか

          アンガーマネジメントを学んだ人が最初に驚くのが怒りの原因を間違えて理解していたという事。 怒りのメカニズムを学ぶと、なんで怒るのかをほとんどの人がはじめて知ることになります。 子供の頃に大人からそんな事で怒っちゃダメよ。我慢しなさい。 と言われてきた経験は誰もがあることでしょう。 私たちは怒らずに済む技術を教えてもらわず、ただ我慢するという到底子供には納得できない躾けを受けてきた人は多いかもしれません。 その結果、大人になっても怒りに振り回されて、上手に怒れずに悔やん

          まあ許せる

          子供が家でダラダラしているとつい怒ってしまうなんてことはありませんか? 子どもは学校に行くと疲れます。
学校が好きな子でも疲れます。
ましてや嫌いな子はなおさらです。
塾や習い事も疲れます。 だから、家に帰ってダラダラするのです。 親はそれが許せないと怒ります。 自分の子供時代を思い出せばきっと気持ちがわかるはずなのに・・・でも怒ってしまいます。 「家でもちゃんとするべき」 「私だって頑張ってるのに」 が裏切られた気持ちになっているのかもしれませんね 学校では緊張の

          怒りの火元を紐解く

          アンガーマネジメントは自分の怒りだけでなく相手の怒りの初期消火にも役立つ 奥さんの怒りが爆発する時 奥さんの心は泣いている ずっと我慢していた孤独と不安に助けて欲しいといえず泣いている そんな時あなたは どこに向けて怒りの消火をするか 何怒ってるの?なんか悪いことしたんだったら謝るからさ〜では火元はさらに大きくなるでしょう。 目先の怒りの行動ではなくその奥に潜む感情に向けて消火しなくてはいけません 不安、苦しみ、孤独、悔しさ、悲しみ いわゆる一次感情ってやつです

          アンガーミラー

          あなたは自分の怒っている顔を見たことありますか。 自分の怒っている時の顔を見たことのある人は少ないでしょう 私はふとガラスに映る怒っている時の自分の顔を見たことがあります。 それはそれは醜く愚かでひどい顔をしていました。 自分の正義を相手にぶつけている時、正義に満ち溢れた顔をしていることはまずない。 職場や家庭に鏡を置いてイラっとしたら常に自分の顔を見えるようにしておいたらどうだろうか。 それだけでも衝動のコントロールができる気がする。 アンガーミラーと名付けよう

          嫌いにならないギリギリのところまで離れてみる

          私たちは無駄な衝突を避けて円満に事を運びたいという気持ちがあるから関係が遠い人ほど丁寧に扱う傾向があります。逆に近しい人はお互いを良く知っているがゆえに深いダメージを与えることもでき、相手への期待が大きいからこそ失望も大きくなってしまいます。 近しい間柄でぶつからずにすむ方法はないものでしょうか。関係を断つ? それは極論ですね。そうせずとも方法はきっとあるはずです。衝動的な怒りにのまれ取り返しのつかないことになる前に、一定の心理的距離を置くことです。 距離を置くということ

          嫌いにならないギリギリのところまで離れてみる

          じぶんのきもち

          私たち大人は思いのほか、自分自身の心情を理解することに不慣れです。 子どもの頃、親から「人の気持ちを理解しなさい」とはうるさく言われてきたのに、「自分の気持ちを理解しなさい」と言われることはほとんどなかった経験は誰にもあるでしょう。 怒りは「自分の価値観とは違う」を受け入れられないときに生じる感情ですが、「異なるけど受け入れる」ことで怒りを感じる必要がなくなります。 怒りが無くなるのではなく、怒りを感じる必要がなくなるのです。 アンガーマネジメントを実践することで、怒

          カスハラとアンガーマネジメント

          各自治体で条例制定に向けて始まったカスハラ対策。 カスハラが与える深刻な影響のひとつに、従業員のメンタルやモチベーションの低下、離職率アップや精神的、時間的ロスがあげられます。 社会にはびこる「怒り」の感情は加速していて、ターゲットにされた企業にとっては、場合によっては大きな痛手を負うことになります。 カスハラ対応を押しつけられた従業員が企業を訴えたりするケースもあり、従業員をカスハラから守らない企業は法的にも窮地に立たされるでしょう。 「怒り」がベースとなるカスハラとアンガ

          「〜してくれる」人よりも「〜しない」人

          〜してくれる人は結構いるけど 〜しないでくれるのは案外少ない 身近であればあるほど。 あなたが嫌がることをしない、傷つくことをしない。 これができるには、相手があなたの嫌がること許せないこと(価値観)を理解して、受け容れていないとできないことです。 これにはあなたが自分の価値観の境界線を明確に伝えておくという作業も必要です。 アンガーマネジメントでは思考のコントロールで自分の許せる許せないの境界線を言葉にして相手に伝えるというトレーニングがあります。 自分の境界線を言

          「〜してくれる」人よりも「〜しない」人

          じぶんマウント

          誰しも他人にマウントを取られると嫌なものだし、怒りも湧きます ところが私たちは自分で自分をマウントしてしまってイライラ沼にハマってしまうことがよくあります 例えば、自分自身が嫌いだという人 自分で自分が嫌になるという人 でも自分を嫌いな人なんて本当はいないと思います みんな自分大好き とはいえ自分のことを嫌いだと言葉に出す人がいるし、自分を嫌いだと思い込んでいる人もいるのも事実 こんなとき実は心の中を分解してみると 私はわたしのプライドでこれぐらいでなければならない

          そこがいいんじゃない

          部下にイライラする。 褒めるところが一つもない。 そんな相談がありました。 ほめるところがないのは、『こいつはダメだ』と決めつけている上司のスタンスやバイアス(偏見)の問題であることが多い」いいとこは必ずあるからそれを探そうなどと難しい本には書いてあるが でも見つけられない人は見つけられないのだ。 わかっちゃいるけどできないのだ。 で、最初は相手にイライラしていたがそのうち部下のいいところを探せない自分がダメなんじゃないのかと自分を責めてしまうという沼にハマって抜け出せ

          怒りの裏側

          連絡が来ないのが寂しいのではなくて相手の中に自分が居ないことが寂しいのです。 会えないのが悲しいのではなくて相手は自分と会わなくても平気だってことが悲しいのです。 嘘をつかれたのが許せないのではなく、相手にとって自分がその程度の存在だったってことが悔しいのです。 怒りの感情の裏側には寂しさや悲しさ、辛さ、切なさ、苦しさ、 悔しさが隠れています。 それに気づき、怒りを使わず、相手にそのまま伝えることができればそれはきっと相手に届くでしょう。

          人の気持ち 自分の気持ち

          私たち大人は思いのほか、自分自身の心情を理解することに不慣れです。 子どもの頃、親から「人の気持ちを理解しなさい」とはうるさく言われてきたのに、「自分の気持ちを理解しなさい」と言われることはほとんどなかった経験は誰にもあるでしょう。 怒りは「自分の価値観とは違う」を受け入れられないときに生じる感情ですが、「異なるけど受け入れる」ことで怒りを感じる必要がなくなります。 怒りが無くなるのではなく、怒りを感じる必要がなくなるのです。 アンガーマネジメントを実践することで、怒

          まずは6秒

          アンガーマネジメントの第一段階はストレス(怒り)を感じたら6秒間は衝動的に反射しないこと。これを衝動のコントロールと言いますが、 実はこの「6秒」という部分だけが一人歩きをして、6秒我慢すれば怒りが消えると思っている人もいるのです。 我慢はそれ自体が怒りに意識が向いてるので、場合によってはストレスがより大きくなるかもしれません。 6秒待つの本当の意味は、6秒間はストレス(怒り)から意識を逸らすことなんです。 大雑把に言えば、6秒よそごとを考えると言ったほうがわかりやす