深夜の明太子パスタの話し。
昨日の夜、12時過ぎ。
家族が寝静まった家で一人で仕事をしていて
急にどうしても明太子パスタが食べたくなった。
なぜだか分からない。
急に甘いものが食べたくなる時のように、
急に、明太子パスタが食べたくて。
「うわーもう、明太子パスタ食べないと仕事できない!」
って、どうしようもなく
いてもたってもいられず、キッチンをあさっても
明太子なんて常備されていない…
そりゃそうだよな。。
半ば諦めかけたが、
でも、明太子パスタ食べたい…
そこで常温の棚の方を探すと
なんと奇跡的にレトルトの、
明太子クリームパスタのソースがあった。
(100円くらいの、パスタにかけるだけのやつ)
「これだ、申し分ない」
心の中でガッツポーズをした。
仕事への意欲も取り戻せそうだ。
しかし、大事なものがない。
そう、パスタがなかった…
明太子パスタのパスタがないなんて
ピザトーストのトーストがないようなものだ
どうにかならないものかと、
さらにキッチンをあさり、あさり、あさり
何とか目的のものに最も近いと思われるものは
糸こんにゃくだった…
こんにゃくでは、無理だよなぁ…
ちょっと違うんだよな…
(いや、かなり違う)
しかし背に腹は変えられない
糸こんにゃくを水洗いして
長めに電子レンジでチンして
レトルトの明太子クリームのソースをかける
上から海苔をパラパラとちらす
見た目は紛れもない明太子パスタ
歓喜の思いと、
こんにゃくへの複雑な感情が入り混じったまま
食べる。
…あれ
おいしいじゃん
こんにゃくいけるやん!
いや厳密にはパスタとはまた違うけども
これはこれでおいしい
というか、かなりの明太子パスタ具合!
美味しい。。
こんにゃくだからって諦めることなかったんだなぁ
こんにゃくだって、明太子パスタになれるんだ
やる前から諦めるんじゃなくて
やり方次第で、何にでも、なれるのかもしれない
何事もそうな気がしてきた
何にだってなれる
自分はどうせ平凡だからって
諦めることはないのかも知れない
きっと、何にだってなれる。
自分には無理だって
やる前から思ってしまうこともあるけど
きっと、何にだってなれる。
どうせこんにゃくだからって
諦めることなんかない
こんにゃくだって明太子パスタになれたように
誰だって、何だって、自分だって
きっと、何にだってなれる
そんな風に思った、
明太子パスタの日でした。
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