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戦略の泉 vol.3 クイックメリット戦略

こんにちは。
経営システム研究所です。
弊社のコンサルティング実践によるノウハウ
「戦略の泉シリーズ」Vol,3
クイックメリット戦略
お楽しみくださいませ。


皆様、『時間の隠れ蓑』を知っていますか?
子どもの頃、計算ドリルをされたご経験があると思います。
あの計算ドリルで九九の問題を解く時に、『3×6=』という問題に対し、九九をマスターしている子どもは、即座に『18』と記入します。
一方で、九九がマスターできていない子どもは
『3×5=15、15+3=18』や、
『3+3=6、6+3=9、9+3=12、12+3=15、15+3=18』などの方法で答えを導き出します。
計算ドリルの時間を1分なら1分、3分なら3分と決めて、短時間で負荷をかけた状態でやらせてみなければ、子どもの実力は付きにくいものなのです。

実務の世界でも、成績の良い子どものような会社と、成績の悪い子どものような会社とがあります。同じような業務をしているのに、A社では1週間で出来ているのに、B社では2ヵ月かかってしまっているというのは、ザラにある事なのです。どちらも計算ドリルの答えは合っているのですが、かかる時間が大幅に違うのです。

このような『時間の隠れ蓑問題』を解決するには、業務毎のリードタイムを先ず標準化し、その後これを順次短縮してみる事です。
実際、業績不振の多くの企業では50%~90%程度の短縮が可能となっていることがほとんどです。

このクイックメリット戦略を用いると、直接・間接工数や各種在庫量の削減、品質不良工程の顕在化、設備故障の顕在化等々、驚く程のメリットが出て来る事も期待出来るのです。

是非、お試し下さい。 


今回はここまで!
次回の戦略の泉をお楽しみに!
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