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「CBT試験」が資格試験受験希望者の受験ハードルを下げた話

FP技能検定の記事を書いた際、3級・2級試験のところに「CBT試験」と記載しました。
サラッと書きましたが、「CBT」という言葉をご存じですか?

CBTとは、Computer Based Testingの略で、コンピューターを利用して行う試験をいいます。
全国にあるテストセンター(試験会場)で実施されるCBT試験。
従来のマークシートなどにおける紙とペンを使った試験とは異なり、マウスやキーボード等を使ってコンピューター画面上に出題された問題に解答していくのです。

ほかにも、インターネット環境があれば24時間どこでも受験できる試験を「IBT試験」、従来の紙ベースの試験は「PBT試験」と呼ぶそうです。
(いろんな試験方法、呼び方があるんですね)

資格取得を目指す人の受験ハードルが下がる

先日、Aさんと話していた際にCBT試験が話題に上がりました。
Aさんは、試験を終えたばかりだったのですが、「CBT試験だから受験しやすかった」といいます。
なぜならAさんのお仕事の休みは平日。土日はお仕事が忙しくなるタイミングのようで、もちろん資格試験の試験日にあたる土日も例外ではありません。
「日曜に休みを取るのが難しいから、曜日関係なくいつでも試験を受けられる点がよかった」と話していました。

お勤めの業界や職種によっては、土日祝日にお仕事をされているケースも多いでしょう。
賃貸・売買が主な事業の不動産会社であれば、土日は内見やお客様対応が発生します。
観光地やアミューズメントパークであれば、シーズンによっても土日は休むことが難しいということもあるのではないでしょうか。

これまでチャレンジしてみたかったけれど、試験日程がネックになり受験に迷っていたなんて方もいるかもしれません。
資格試験も時代に合わせて変化してきていますので、一度ご自分が取得を希望している資格の受験方法を確認してみてください!
テクノロジーをうまく使って、誰にでも開けた資格取得の機会がどんどん増えていくといいですよね。