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ぱややーん

タイ語で「頑張る」は「ぱややーん」と言うらしい。

最高じゃないか。

「ぱややーん」。

日本語では頑張ってる感じしない。

でもタイのみんなそのバイブスで頑張っている。

「ぱややーん」。

んんーーーー。しびれるねぇ。

頑張っていない風で、頑張っている。ちょっとだけ。

でもこっそりフルパワーだったりして。

くらいの軽い感じ。

いいね。

日本語の「頑張ります!」はタイではあまりにニュアンスが違くて、
「死ぬまで戦います!」みたいな感じで翻訳されるらしい。

世界観が違うね。

どっちも素敵だけどね。

でも「死ぬまで戦います!」じゃ長持ちしないのは明らかだよね。

Osteoleucoのアルバム「いっそ死のうか、いや創ろう。」は、
日本語の世界観で「頑張って」作った。
タイトルに書いてるけど死ぬ気で作った。
きつかったし、音楽を嫌いになりかけた。

ハッと思った。
好きなのに嫌いになるような取り組み方してどーするw

死ぬ気で作って、辛かったけど、よかったこともいっぱいある。
いろんな自分と出会えた。

でもこれは長くはできない。

ステロイドみたいなやり方はちょっと自分には合わないなと思った。
このやり方だと一瞬すごい力を出せても、継続できないから
人生トータルで見たときにちょっとしか力を出せないことになる。

心に体に優しく、持続可能でかつできるだけフルパワーを振り絞る。
それには「ぱややーん」の思想が必要不可欠。

僕が子供の頃野球で監督やコーチに殴られながら
カチコチに緊張してプレーしていたとき、
全然力を出せなかったのを覚えている。
死ぬ気でやってるから一瞬一瞬では力を出せてたのかもだけど、
フルで楽しめていなかった。

大谷を見ると、いつも楽しそう。

遊びの延長線上でやってる。
緊張をほぐして、体を温めて、「へいへーい」とノリノリでやってる。
だから表情も豊か。ぱややーんって感じ。
その結果いつも100%の力を出せてる。

昨日”SILVER RAIN”と言うブランドの展示会で、
ベーシストの亀田誠治さんにお会いすることができた。
めっちゃぱややーんだった。
なんと言うか、全ての瞬間を楽しんでいる感じだった。
見ててこっちが楽しかったし、周りの人みんな楽しそうだった。

ぱややーんの波動で、それに触れる周りのソウルもほぐすことができるのだろう。
結果空間や運命にまで良いエネルギーを伝導して、
素敵な状況を作り出しているのだと思う。

ぱややーん。

身近な人で言うとシモンもぱややーんだね。
彼は完全にぱややーん。極めてる。

カチコチだと楽しくない。
それじゃ踊れない。ステップできない。
グルーヴしなけりゃ意味がない。

僕は友達とかに頑張れっていくとき「ゆるくがんばろ」って言うようにしてる。
これは「ぱややーん」だったんだと気づいた。

なんか緊張しちゃってうまく力が出せない人。
「ぱややーん」だよ。

もっと軽く考えて。
良い感じになめつつ、良い感じに真剣になろう。

それはすなわち「本気」ってこと。
本気であれば「死ぬ気」じゃなくていい。

楽に行こう。
未来は明るい。
大丈夫きっとうまくいくよ。

日本負けてるね。
でもぱややーん。

どの道かっこいいし最高だよ。

最近描いてる絵は"ぱややーんシリーズ"にしようかな。
絵は言い値で売ってるのでよかったらコメントかインスタでDMくださいね。


さ、今日も味わっていきますか!

ぱややーーーーーーーん


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