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周りを巻き込むならヒーローインタビューで!

企画リーダーの最も大切な仕事のひとつが
周りを巻き込むこと」です。

新規事業開発にしろ、商品開発にしろ
一人では進められません。

ということで
本日のテーマは
「周りを巻き込むならヒーローインタビューで!」を
お伝えします。

◇共感してくれる人をいかに増やすか◇


最初は一人や少人数で発想したアイデアも
実現するためには
開発などの作ってくれる人
営業などの売ってくれる人
その他、大勢の人たちを巻き込んでいく必要があります。

ご存じの通り
ビジョンやコンセプトに共感してくれて
自ら協力してくれる人ばかりではありません。

むしろ
売れるかどうか分からない、
自分の評価につながるか分からないようなプロジェクトに
協力してくれない人の方が大勢いますよね。

企画リーダーはとくに「協力してくれない人」を
しっかり味方につけて巻き込んでいく必要があるわけです。

◇巻き込むために大切なのは「信頼関係」◇


では、どうやって巻き込んでいくか。

まずは信頼関係づくりです。

信頼関係を築いていくと、はじめは協力的でない相手も
「この人には協力してやってもいいかな」
「こいつと話してるとなんだか気持ちいいな」
と協力的な感情にシフトしていくものです。

自分自身も信頼関係が築けている相手であれば
「協力しても良いかな」と思えますよね。

そこで信頼関係を築く有効なテクニックのご紹介します。
それは「ヒーローインタビュー」です。
相手の「武勇伝」や「苦労話」を聴く=ヒーローインタビューです。

相手にいきなり自分のプロジェクトの説明をこと細かに話しても
聞く耳を持ってくれる人は少ないですよね。

なので最初に行うことは、「相手の話を聴く」こと。

なぜその人の協力が必要なのかを話した後に、
その人の武勇伝や苦労話をしっかり聴きましょう。

人は自分の成功談や苦労話を語りたいものです。
まずは、それをしっかり聴いて信頼関係をつくりましょう。

大切なことは
協力してほしいからという理由で表面だけ聞くのではなく
本気で興味を持って「聴く」ことです。
身体全身で相手の話に耳を傾けます。

そのうえで、
その力を貸してほしい、協力してほしいことを伝えると
何かしらの協力は得られるはずです。

◇一度身を引きつつ食い下がるのがコツ◇


万が一、それでも協力が得られない場合もあります。

たとえば、
「今は忙しくてとても協力できない」などと断られる場合もあります。

そんなときは、
「そうですか... 忙しいですよね。」
といったんはその言葉を認めたうえで

「どうやったら協力してもらえますか?」
「そこを何とか少しでも力を貸してもらえませんか?」
と熱意を見せましょう。

そうすると
「そこまで言うなら、検討してみるよ」
とか
「ほんとにちょっとだけですよ」
など、ゼロ回答ではなく、小さな協力を引き出すことができます。

私もよく企画仲間から、
「でた! 白神の“そこをなんとか作戦!”」
と言われていました。

◇相手をいかに巻き込むかがプロジェクト成功のカギ◇


人の巻き込みは企画リーダーの最も大切な仕事のひとつ。
もしかすると、一番大切な仕事かもしれません。

新規事業開発にしても商品開発にしても
いかに周りを巻き込むかが成功にかかっています。

ヒーローインタビューをうまくつかって
信頼関係をつくり、
たくさんの人を巻き込んで、
プロジェクトを推進していきましょう。

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