見出し画像

新規事業におけるターゲットの絞り込み方

新規事業開発や商品開発において
"ターゲットの絞り込み"
はよくあがる話題です。

「ターゲットを絞り込むって実際にはどうやればいい?」
「ターゲットはどこまで絞り込めばいい?」

今回はターゲットの絞り込み方について
取り上げたいと思います。

|「しゅふJOB」CMに見るターゲットの絞り込み


先日テレビを見ていたら
“しゅふJOB"
というサービスのCMが流れてきました。

2024年1月からのCMのようです。
ご覧になった方も多いかもしれません。


“しゅふJOB"は(株)ビースタイルメディアが運営する
文字通り主婦をターゲットにした求人サイトです。


サービス自体は2010年にスタートしているので
さらにユーザー拡大を狙ってのCMだと思います。

コロナ禍を経て
オンラインの普及により在宅での業務が拡大し
いっきにユーザー数を増やせる可能性を見越してのCM発信でしょう。

しゅふJOBは、まさに家事や子育てと両立して働きたい
という主婦がターゲット。

数ある求人サイトの中でも
ターゲットがとても明確になっています。

そして実際、従業員の8割以上が主婦の方とのこと。
ストーリーも抜群です。

|ターゲットはどこまで絞り込んだらよいのか


ターゲットの例として
20代女性とか、50代男性というような
年齢と性別で絞り込む例はよく見られます。

しかしニーズが多様化している現状では
この絞り込み方では機能しないでしょう。

要求や行動、ニーズに合わせて
絞り込みを定義する必要があります。



では、どこまで絞り込めばよいか。

新規参入の場合には
「他に競合がいないことが明確になるまで」
が基本
です。

|ターゲットの絞り込みは弱者の戦略に通じる


新規事業開発や商品開発においては
たとえ今までどれほどの経験や知見があったとしても
その市場では新規参入であり、弱者になります。

そこで
"ターゲットの絞り込み"
がとても重要になってきます。

例えばもしこれから"しゅふJOB"の市場に参入するとしたら
・在宅の仕事に特化
・職種に特化
といったターゲットの絞り込みが必要となってくるでしょう。

ランチェスター戦略「弱者の戦い方」
そのものですね。

ターゲット絞り込みのよい事例があったので、
取り上げてみました。

新規事業や新商品開発において
とくに弱者として企画を立てている方は
是非参考にしてみてください。

その他にも
「ターゲット絞り込み 事例」
で検索するとたくさん事例が出てきますので
研究してみるとよいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


※ 新規事業開発や商品企画に携わる方の「お役立ち情報」として
以下の資料が無料にてダウンロードできます。
どうぞご利用下さい。
【新規事業開発・企画構想30チェックリスト】
【白神式企画構想書テンプレート(ppt版)】

※ 株式会社プリミスからWeeklyでメルマガを発行しております。
新規事業開発や商品企画、ビジネスに役立つ情報を発信しておりますので
是非ご登録下さい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?