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ブランディングは本当に必要か?

商品開発、まちづくりの現場にいると、必ずと言っていいほど「ブランディング」がキーワードに挙がります。
いかに他社、他地域と差別化を図り、高付加価値を付けるか。特にコンサルティング会社が入ると、十中八九ブランディングの話になります。

確かにブランディングは必要です。ただ、ブランディングありきの商品開発、まちづくりはいかがなものでしょうか。
「ブランド」とは、元々は「間違いなく良い商品ですよ」と品質を保証するものでした。
それがいつしかマーケティングと合わせて、企業の販売戦略に取り入れられるようになりました。
実際のところ大した違いはないのに、とりあえず何かしらの「ブランド」をつけ、「他の商品とは違いますよ〜」と小手先の宣伝に使用する。実際のところ、そんな「ブランディング」に成り下がってしまっているのではないでしょうか。
とはいえ、消費者も徐々に小手先のブランディングに気づき始めています。「もしかしたら騙されているのでは?」

小手先のブランディングに頼ることなく、いっそ商品開発、まちづくりの背景をすべてストーリーとしてさらけ出してしまった方が、消費者の心情を揺さぶるのではないでしょうか。

#古民家 #まちづくり #古民家活用 #地方創生 #ビジネス #ブランディング

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