誰も知らない降圧剤の恐怖

おはようございます!!

遺伝子栄養療法カウンセラーの金子です!

降圧剤は何も気にせずに使っているとどんどん身体の調子が悪くなり、最悪がんや認知症になる可能性がある薬剤です。

今日はそんな降圧剤についてお話したいと思います!

まず昔血圧の基準値が160mmHgだったのに現在は130mmHgとかなり落ちているのでその影響で高血圧と診断される人たちが多くなり気軽に降圧剤を処方されているのをよく見かけます。

もちろん血圧が180mmHgとか200mmHgがずっと続いていたらそれは心臓や血管に負担がかかるので降圧剤は一時的には使った方がいいとは思います。

しかし、まず血圧の意味を考えずにただ血圧高いから下げようではいけないのでは?ただその血圧が持つ意味が分からないからとりあえず飲んでおくみたいになっていると、臨床で感じます。

なのでまず血圧の意味についてお話していきたいと思います。

まず血圧は西洋医学的には血液が血管壁を押す圧力のこと。つまりこの意味合いだと血圧高い=血管の負担になるだけになってしまう。

もう少し別の見方をすると血圧とは血液を全身の細胞に運ぶ圧力でもあると考えられる。つまり全身の細胞に栄養を届け老廃物を排泄させるために必要な力になるということ。

もし血圧がなければ血液を全身の細胞に運ぶ力が弱くなるので様々な問題が起こりそうではないでしょうか?

例えば腎臓です。

腎臓はに毎分800~1000mlの血液が流れてくる、その中で血漿は400~500ml。もし腎臓でこの20%が濾過されると毎分80~100mlとなり1日約150lも腎臓で濾過することになります。

ここでなにを言いたいかというと腎臓にはこれだけ血液が流れてこないといけないということです。

ではなぜ腎臓これだけ血液が流れてこないといけないのか?

これは身体にとって有害なアンモニアを尿素に代謝して身体の外へ排泄しないといけないからです。

アンモニアは中枢神経の毒になり、身体に蓄積すると、、、

見当識障害

もやもや感

精神混乱

ハンドフラッピング

手の振戦

パラノイア

パニック発作

過呼吸

ブレインフォッグ(脳に霧がかかっているような感じ)

NMDA型受容体の活性化→神経細胞の炎症

など神経の問題が多く現れます。

なので人の身体は優先的にアンモニアを解毒します。

アンモニアは肝臓の尿素回路というところで尿素になり腎臓で排泄されていきます。

しかし、何故尿素は腎臓でないと排泄されないのか?

これは尿素は水に溶けないと排泄できないからです。そのため尿素を排泄するのには大量の水が必要になってきました。

では身体の中にある水は基本的にはどこにあるかというと?

それは血液の中ですよね!

つまり、身体にとって老廃物である尿素を排泄するためには腎臓への一定した血流量が必要になるということになります。

では話を戻して血圧が上がったからと言って気軽に降圧剤を使ってもいいのかというと少し疑問がでてきますよね?

身体は無闇に血圧を上げたりしません、何かしらの意味があって上げているのでそこを考えないと根本的な解決にはならないですよね。

ここで面白い人の精密な仕組みについて少しお話したいと思います。しかし、専門的なお話なので難しく感じてしまうかもしれませんので分からい時さらっと読んでいただけたらと思います。

人は尿素を排泄するのにいつも大量の水を使っていたら人はいつも脱水状態になりやくなってしまいますよね?

しかし、実際は何時間も水を飲まなくても過ごせますし、尿もでます。

これはどういう仕組みなのかというと近位尿細管・遠位尿細管(ヘンレの係蹄下行脚と上行脚)と腎髄質の間質での塩化ナトリウムの輸送で尿を濃縮することで解決しています。

まず尿は糸球体という細い血管の集まりがボーマン嚢という場所で血液内の老廃物を濾過しています、これを原尿といいます。この原尿は近位尿細管を通過していきますがこの時遠位尿細管から塩化ナトリウムがエネルギーを使って近位尿細管と遠位尿細管の間の間質に放出されます。

その結果近位尿細管の管腔内と間質との間に塩化ナトリウムの濃度勾配の差ができます。

いわゆる浸透圧ができるので塩化ナトリウムの濃度が低い近位尿細管に取り込まれます。

そして遠位尿細管では腎皮質に向かうところまで行くと塩化ナトリウムの濃度が低くなります。

つまり腎髄質の深部(腎盂側)になるにつれて塩化ナトリウムの濃度が高くなります。そして尿細管の管腔内の水分は遠位尿細管と集合管で再吸収されていきます。

ここでポイントは集合管は腎盂に向かって進んでいきます、つまり腎髄質の深部です。ここでは集合管の塩化ナトリウムの濃度は低く、腎髄質の間質の塩化ナトリウムの濃度は高いので身体は濃度のバランスをとるために集合管内の水分を腎髄質の間質に放出します。その結果尿が濃縮され余計な水分が身体から排泄されないようにバランスをとっています。

こうしてこの体内の水分バランスをとりながら尿素を排泄しているのですが、このバランスをとっているのは脳下垂体から分泌されるバソプレシン(抗利尿ホルモン)です。バソプレシンが分泌されると遠位尿細管や集合管から水分が通りやすくなり、体内に水分が余っている時はバソプレシンが分泌されず遠位尿細管や集合管から水分が通りにくくなり尿が希釈されていきます。

面白い仕組みですよね。

そして腎臓には原尿を作ったあとに再吸収する仕組みがあるのですがそこも少しお話したと思います。

まず糸球体の濾過フィルターはそこまでフィルターの目が細かくなく老廃物だけではなく身体にとって有益な物質を一緒に原尿としてしまします。なので人の身体には尿細管周囲毛細血管というボーマン嚢からでた糸球体の血管がそのまま尿細管を取り巻いていきます。そしてこの尿細管周囲毛細血管と尿細管内の原尿とでまた老廃物の排泄と有益な物質を再取り込みをしています。

さらに思い出しいて欲しいのは腎臓には1日約150lの血漿が濾過されますが1日そんなに尿として排泄されないと思うと思います。

その通りです、原尿はこの尿細管周囲毛細血管と尿細管との間で99%再取り込みされます。

つまり腎臓での濾過システムは2段構えで調整しているということになります。

このようにして尿の濃縮や原尿の再吸収をして身体の水分量の調整と老廃物の排泄を同時にこなしているとです。

次にこういう生理的なことを考えずに降圧剤を使うとどんなことが起こるのでしょうか?

アムロジピン錠5mgはよく使われる降圧剤ですがこれはカルシウム拮抗剤として血管を拡張して血圧を下げる薬です。

そして添付文書に書かれている副作用が以下のようになります。

副作用

・主な副作用

Al−P上昇 、 LDH上昇 、 腹水 、 浮腫 、 ほてり 、 熱感 、 顔面潮紅 、 動悸 、 血圧低下 、 胸痛 、 期外収縮

・重大な副作用

劇症肝炎 、 肝機能障害 、 黄疸 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 γ−GTP上昇 、 無顆粒球症 、 白血球減少 、 血小板減少 、 房室ブロック 、 徐脈 、 眩暈 、 横紋筋融解症 、 筋肉痛 、 脱力感 、 CK上昇 、 CPK上昇 、 血中ミオグロビン上昇 、 尿中ミオグロビン上昇 、 急性腎不全

・上記以外の副作用

洞房ブロック 、 洞停止 、 心房細動 、 失神 、 頻脈 、 ふらつき 、 頭痛 、 頭重 、 眠気 、 振戦 、 末梢神経障害 、 気分動揺 、 不眠 、 錐体外路症状 、 心窩部痛 、 便秘 、 嘔気 、 嘔吐 、 口渇 、 消化不良 、 下痢 、 軟便 、 排便回数増加 、 口内炎 、 腹部膨満 、 胃腸炎 、 膵炎 、 筋緊張亢進 、 筋痙攣 、 背痛 、 関節痛 、 BUN上昇 、 クレアチニン上昇 、 頻尿 、 夜間頻尿 、 尿管結石 、 尿潜血陽性 、 尿中蛋白陽性 、 勃起障害 、 排尿障害 、 代謝異常 、 血清コレステロール上昇 、 高血糖 、 糖尿病 、 尿中ブドウ糖陽性 、 赤血球減少 、 ヘモグロビン減少 、 白血球増加 、 紫斑 、 過敏症 、 発疹 、 そう痒 、 蕁麻疹 、 光線過敏症 、 多形紅斑 、 血管炎 、 血管浮腫 、 歯肉肥厚 、 全身倦怠感 、 しびれ 、 耳鳴 、 鼻出血 、 味覚異常 、 疲労 、 咳 、 発熱 、 視力異常 、 呼吸困難 、 異常感覚 、 多汗 、 血中カリウム減少 、 女性化乳房 、 脱毛 、 鼻炎 、 体重増加 、 体重減少 、 疼痛 、 皮膚変色

まあ血圧を下げるだけなのに恐ろしい副作用のオンパレードですね、血圧下げるためだけにこんなリスクを負わなくてはいけないなんてそもそも危険たと思いませんか?

しかもここにも疑問があります。

薬の副作用なんてものはないです、副作用と言われているものはすべてその薬が持っている゛作用゛ではないのか?というところです。

つまりアムロジピン錠5mgを服用したら血圧も下がる可能性があるけどこういう病気にもなる可能性があるよ、ということです。

そもそも血圧を下げる作用と劇症肝炎になる作用が何故別々の言われ方をする必要があるのでしょうか?

その基準は何か?

身体にとって悪い影響を与えるから?

それなら血圧が下がることによっても様々な悪い影響がでますよね?

血圧下げて全身の血流量を下げるので必要なところに栄養が届かずに老廃物が溜まる。

その結果、ふらつきや物忘れ、記憶障害などの認知機能の低下、そしてがんなどです、

【本当は恐ろしい降圧剤がもたらす副作用】プレジデントオンライン

https://president.jp/articles/-/24029?page=3

ということは血圧が下がるものも副作用にしないといけないと思いませんか?

ではこの基準はどこで決まっているこか?

それは誰かがおいしい思いをするために決められているとしか考えられないですよね。

゛誰か゛はなんとなく分かりますよね?

皆さん、決して運が悪かったのでも、都合の悪いものに巻き込まれた訳ではなく起こるべくして起こるのです。

さて、では血圧が高い場合はどうするべきなのか?

これは身体が血圧を上げなくてはいけない原因を考えるとまず先程お話した腎臓のことを考えます。

つまり血流量が足りないから老廃物を排泄できないだから血圧を上げて腎臓への血流を増やそうということになります。

ではどうするか?

まずは適度な水分摂取+適度な塩分摂るです。

塩分も精製された塩使えばそれは血圧は上がりますので岩塩などミネラルを含んだものを使用しましょう。

おいおい本当かよと思うかもしれませんが実際に私のクライアント様は降圧剤を飲んでも血圧が高かったですが水分摂取を進めていったら血圧は下がりました。

今では素晴らしいドクターが主治医となり一切服薬はしておらず血圧は安定しています。

別の患者さんでは数種類の降圧剤を飲んでいて血圧が90台~100台でかなりの低血圧でした。しかもすぐ疲れてしまい料理や洗濯も一人ではできなくなっていましたが、少しずつ降圧剤の種類を減らし作用が弱いものに変えていき、現在では血圧130台まで戻り料理や洗濯、30程外に散歩ができるまでになりました。

実際の臨床ではそこまで血圧が高くても問題なく、降圧剤を使っている方の方が元気がないです。

逆に降圧剤を使わないといけない状態は、どんな状態かというと動脈瘤や腎不全がある場合は血圧コントロールが必要です。

このように西洋医学の薬は命に関わるような状態でないと必要ではないのかなと思います。

そもそも症状だけを抑え込む薬をつかってたら、身体の正常な状態を維持するために血圧上げてるのにそれを邪魔したらそれは体調悪くなりますよね。

こいうことを考えていくことが自分の健康を守る、また大切な人を守るための武器になっていきますので是非一度考えていただけたらと思います!

はい、今回はここまでです!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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PSS:栄養指導している先生でこういう栄養学的なことや免疫学と病気の関係など専門的なことを学びたい方はメッセージください。個別zoomで色々とお伝えします。

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