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乳ガンを防ぐ食事とは?

本日は低脂肪食のメリットとデメリットについてお話したいと思います。

今回の内容もがんになりたくないと思っている方々は是非知って欲しい内容になっております。
 
ランダム化比較試験(RCT)の一環として 、シアトルのフレッドハッチンソンがん研究センターの科学者グループが、女性の減量以外の長期的な低脂肪食の潜在的な利点について調査しており以下の結果が出たと報告しています⬇️

「20年間の追跡期間の後、科学者たちは、低脂肪食が乳がん後の死亡の大幅な減少、インスリン依存性糖尿病の進行の遅延、および心臓病のリスクの低下に対応できる。」

研究では野菜、果物、穀物が豊富な低脂肪食を20年近く続けた結果、乳がんによる死亡が15〜35%減少。しかし、参加者は結腸直腸がんのリスクに有意な改善は見られませんでした⬇️
https://academic.oup.com/jn/article/149/9/1565/5512736

また、正常な血圧レベルの参加者の間で、インスリン依存性糖尿病の発生率が13〜25%減少し、CHDの発生率が15〜30%減少したことも分かっています。

研究では、果物、野菜、穀物が豊富な低脂肪食は、有害な副作用を引き起こすことなく、計り知れない健康上の利益をもたらすことができることを示しています。

つまり果物や野菜、穀物を積極的に摂取することは乳がんや糖尿病、心臓病のリスクを下げることができるということです。

しかし、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の専門家によると、果物や野菜、穀物を摂取する低脂肪食をするために注意することがあると述べています⬇️

・無脂肪の製品を選ぶ。

・ココナッツオイルやエクストラバージンオリーブオイルなど、より健康的なオイルを選ぶ。

ただ注意点があり、エクストラバージンオリーブオイルといっても質が悪いものも含まれています。なので質がいいものを選ぶための基準として、、

・低温圧搾(コールドプレス)

・ビンやガラスの容器に入っている

・酸化しないように遮光瓶に入っている

少なくともこれらの条件を満たしているものを選ぶといいでしょう。

・ナッツを適度に食べる。
生産元に注意。

・肉、魚、鶏肉、牧草飼育の牛肉、赤身の豚肉を選びます。
ただし、赤身肉の過剰摂取は大腸がんのリスクを高める可能性があります。

・無脂肪乳または豆乳を選ぶ。
がんを予防する観点で言えば牛乳は避ける

・多種多様な果物や野菜を食べ。
過剰摂取は糖質過剰になり体調を悪くさせる可能性があります。

・クッキー、パイ、ドーナツなどの高脂肪食品は避ける。

・肉を焼いたり揚げたりするのは控える。

このように低脂肪食はいくつかの注意点を守り長期的に続けることで体重減少以外にも糖尿病の進行が遅らせてたり、乳がんのリスクを低下させたりと、幅広い健康効果をもたらせてくれます!

さらに何かしら体調に不調を感じている方は脂質の代謝がうまくいっていない場合がありますので私が栄養指導する時も低脂肪食は勧めることもあります。

また低脂肪食に切り替えることは過剰なコレステロールを予防することにもなります。

これは乳がんやPMSなど女性特有の疾患や症状の予防にも繋がります。

事実、脂肪が多い食事(欧米風の食事)を食べている人はそうでない人に比べて乳がんのリスクが高いと分かっています。

また脂肪の供給源である乳製品の過剰摂取もがんの発生を高めるので、やはり低脂肪食がもたらす病気の予防効果は素晴らしいと思います。

しかし、だからと言って脂肪を全く摂らないのも問題になります。

脂肪は体内では細胞膜を構成したり、性ホルモンの原材料であったり、免疫に関係するビタミンDの合成に必要だったりと重要な役割があり、低コレステロールだとがんや感染症、認知症の発症リスクが高くなります。

つまり結局は何でもバランスが大事になってくる、ということになりますね。

僕個人の考えではがんは防げますし、正しい方法でアプローチすれば治癒していくものだと思っています。

実際に僕の以前みたがん患者さんは今でも普通に生活しております。

是非後悔しない選択をするために今回の発信が参考になれば幸いです。

また2022年10月まで【がん患者様】で毎月お1人のみ限定で無料カウンセリングをしております。

カウンセリングご希望の方は以下のURLからライン@にご登録していただいて、「がんカウンセリング希望」とメッセージを下さい。

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